丑の大絵馬が完成 新宮の熊野速玉大社
和歌山県新宮市の世界遺産・熊野速玉大社の上野顯宮司(67)が10日、来年の干支(えと)である「丑(うし)」の大絵馬を仕上げた。初日の出の太陽を背景に、ナギの枝を添えた金俵を背負う白い雄牛の絵柄。12月1日に拝殿の大絵馬を掛け替える予定。
大絵馬は縦約150センチ、横約210センチのヒノキ製。8月ごろから制作を始め、アクリル絵の具で描いた。この日は、仕上げとして「神威照道(しんいしょうとう)」という言葉を書き入れた。
上野宮司は「今年は新型コロナで不自由な生活を余儀なくされ、時には希望を見失いかけたこともあった。おそらく来年もこのような生活が続くかと思うが、信じた道をしっかりと歩んで希望を捨てなければ、神様はその道を照らし守ってくださると思う。希望の年であってほしいとの思いで描いた」と話した。
大絵馬は縦約150センチ、横約210センチのヒノキ製。8月ごろから制作を始め、アクリル絵の具で描いた。この日は、仕上げとして「神威照道(しんいしょうとう)」という言葉を書き入れた。
上野宮司は「今年は新型コロナで不自由な生活を余儀なくされ、時には希望を見失いかけたこともあった。おそらく来年もこのような生活が続くかと思うが、信じた道をしっかりと歩んで希望を捨てなければ、神様はその道を照らし守ってくださると思う。希望の年であってほしいとの思いで描いた」と話した。