御燈祭りに向け石段を点検 和歌山県新宮の神倉神社
和歌山県新宮市の世界遺産・神倉神社で2月6日、国の重要無形民俗文化財「御燈(おとう)祭り」が営まれるのに向け、関係者が14日、たいまつを持った白装束の「上り子」たちが勇壮に駆け下る石段を入念に点検した。
御燈祭りは例年、約2千人の上り子が参加。熊野速玉大社の摂社である神倉神社のご神体「ゴトビキ岩」付近に集まり、燃えさかるたいまつを持って538段あるとされる石段を駆け下る。その様子は地元の民謡・新宮節で「山は火の滝、下り竜」などとうたわれている。
この日の点検には神倉神社奉賛会と速玉大社、神倉青年団、市観光協会などから13人が参加。石段をゆっくりと上りながら、ぐらつくなど危険な場所がないかを調べてチョークで印をつけた。後日、補修する。
青年団の清岡尚寿団長(45)は「御燈祭りは自分たちの誇り。上り子の皆さんに御神火をお分かちし、無事に下山できるよう頑張りたい」と話していた。
御燈祭りは例年、約2千人の上り子が参加。熊野速玉大社の摂社である神倉神社のご神体「ゴトビキ岩」付近に集まり、燃えさかるたいまつを持って538段あるとされる石段を駆け下る。その様子は地元の民謡・新宮節で「山は火の滝、下り竜」などとうたわれている。
この日の点検には神倉神社奉賛会と速玉大社、神倉青年団、市観光協会などから13人が参加。石段をゆっくりと上りながら、ぐらつくなど危険な場所がないかを調べてチョークで印をつけた。後日、補修する。
青年団の清岡尚寿団長(45)は「御燈祭りは自分たちの誇り。上り子の皆さんに御神火をお分かちし、無事に下山できるよう頑張りたい」と話していた。