「火祭り」本番前に周囲焼く、本州最南端、和歌山県串本町の望楼の芝
和歌山県串本町潮岬で18日に開かれる「本州最南端の火祭り」を前に、主催する南紀串本観光協会が8日、本番で火が燃え広がらないように望楼の芝の周囲を焼いた。
本州最南端の火祭りは、害虫を駆除し、新芽の育成を促すために実施していた芝焼きを観光振興のためにイベント化し、毎年行っている。夕闇の中で燃え広がる様子を見物しようと、多くの人が訪れる。
8日の作業は、観光協会や町などから約20人が参加した。灯油に浸した布に火を付け、望楼の芝の周囲を焼いた。町消防本部や消防団が手動のポンプで水をかけて延焼を防いだ。
観光協会の島野利之会長(57)は「風が強かったが、うまく燃えた。あとは本番を迎えるだけになった。昨年末にロケットの打ち上げがあり、串本が注目されている。昨年以上の方々に来ていただいて楽しんでもらいたい。年々フリーマーケットや飲食など出店者が増えている。夕方だけでなく、お昼からもゆっくり楽しんでほしい」と話した。
18日は午後1時から地元物産の販売やキッチンカーの出店がある。4時半からはトビウオのつみれが入ったしょらさん鍋の振る舞い、潮岬節保存会や串本節保存会による踊り、町トルコ文化協会によるトルコ舞踊の披露がある。5時からは芋餅の販売、5時20分から餅まきもある。
式典は5時15分からで、5時半から串本古座高校弓道部による火矢射式と演出花火の打ち上げがあり、その後1時間ほどかけて芝焼きがある。
同日午後1時~4時半、近くの南紀熊野ジオパークセンターでモデルロケットの打ち上げ体験会も開く。小中学生が対象(保護者同伴)で無料で参加できる。
申し込みは15日までに南紀串本観光協会(0735・62・3171)へ。
本州最南端の火祭りは、害虫を駆除し、新芽の育成を促すために実施していた芝焼きを観光振興のためにイベント化し、毎年行っている。夕闇の中で燃え広がる様子を見物しようと、多くの人が訪れる。
8日の作業は、観光協会や町などから約20人が参加した。灯油に浸した布に火を付け、望楼の芝の周囲を焼いた。町消防本部や消防団が手動のポンプで水をかけて延焼を防いだ。
観光協会の島野利之会長(57)は「風が強かったが、うまく燃えた。あとは本番を迎えるだけになった。昨年末にロケットの打ち上げがあり、串本が注目されている。昨年以上の方々に来ていただいて楽しんでもらいたい。年々フリーマーケットや飲食など出店者が増えている。夕方だけでなく、お昼からもゆっくり楽しんでほしい」と話した。
18日は午後1時から地元物産の販売やキッチンカーの出店がある。4時半からはトビウオのつみれが入ったしょらさん鍋の振る舞い、潮岬節保存会や串本節保存会による踊り、町トルコ文化協会によるトルコ舞踊の披露がある。5時からは芋餅の販売、5時20分から餅まきもある。
式典は5時15分からで、5時半から串本古座高校弓道部による火矢射式と演出花火の打ち上げがあり、その後1時間ほどかけて芝焼きがある。
同日午後1時~4時半、近くの南紀熊野ジオパークセンターでモデルロケットの打ち上げ体験会も開く。小中学生が対象(保護者同伴)で無料で参加できる。
申し込みは15日までに南紀串本観光協会(0735・62・3171)へ。