和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年04月02日(水)

梅のつぼみ数「平年並み」 和歌山県田辺・西牟婁の調査

梅のつぼみを数える調査員(和歌山県田辺市秋津町で)
梅のつぼみを数える調査員(和歌山県田辺市秋津町で)
 和歌山県やJA紀南などでつくる「西牟婁地方果樹技術者協議会」は20日、本年産の梅のつぼみの数の調査結果を発表した。「南高」「古城」「小梅」とも平年並みだった。

 作柄の予測や栽培管理に役立てようと、毎年実施しており、17日に県やJA紀南、田辺市の職員などが調べた。調査園は田辺市、上富田町、白浜町、すさみ町の128園(南高76、古城31、小梅18、雑梅3)で、基準木の枝でつぼみを数えた。

 その結果、南高は前年よりやや多く平年並み、古城は前年より多く平年並み、小梅は前年、平年並みだった。

 現時点でのつぼみの状況から、南高の開花始め(二分咲き)は2月上旬~中旬ごろと予想している。田辺市三栖地区での開花始めは昨年が1月20日、平年が2月7、8日。