「わくわくする職場目指して」 下副知事が退任、和歌山県
任期満了を迎えた和歌山県の下宏副知事(78)の退庁式が3月31日、和歌山市小松原通1丁目の県庁前であった。下氏は、集まった職員に対し「県政発展のために一丸となって努力するとともに、わくわくして仕事ができる職場を目指していただきたい」と、最後の言葉を贈った。
下氏は古座川町出身。1969年に県に採用され、広報室長や海草振興局長、商工労働部長などを歴任し、退職後は新宮商工会議所専務理事を務めた。副知事には2009年に就任し、戦後最長となる16年間、仁坂吉伸前知事や岸本周平知事を支えた。
退任式には多くの職員や県議らが出席。岸本知事は「役人として逃げない、ひるまない、おごらないという姿勢は、私たちの模範。下さんを見習って県民に寄り添い、笑顔を増やす県庁をつくっていきたい」と述べ、県議会の鈴木太雄議長は「県民の信頼を得ながら走り続けてきた16年間、本当にご苦労さまでした」とねぎらった。
下氏は「一生懸命やったということだけは胸を張って言える」と、副知事の16年間と、県職員の38年間を振り返り、感謝の気持ちを述べて県庁を後にした。
後任には、4月1日付で宮﨑泉教育長が就任した。
■「白浜で成長できた」
地域おこし隊 退任2人、町長に報告
白浜町の日置川地域で地域おこし協力隊員として活動してきた釜下桃歌さん(25)と園山リラさん(39)が3月31日、任期満了で退任した。同日に町役場で退任式があり、大江康弘町長からねぎらいの言葉を受けた。4月以降、釜下さんは地域に残り、園山さんは宮崎県へ移って新たな一歩を踏み出す。
2人は2022年4月から町の地域おこし協力隊員。大阪府和泉市出身の釜下さんは、民泊や教育旅行を受け入れている南紀州交流公社(白浜町安居)のスタッフとして活動した。鹿児島市出身の園山さんは、市鹿野地区で茶の生産に携わった。
これまでの3年間について、釜下さんは「不自由に思ったことはほとんどなく、環境に恵まれた」と振り返った。今後は公社に残りつつ、個人で「お試し移住」を受け入れるための宿泊業を手がけたいという。
園山さんは「農業をすること自体が地域全体を考えることとイコールだと学べた。成長につながったと思う」と話した。5月以降は宮崎県五ケ瀬町で茶生産に関わる。市鹿野地区と似た中山間地域だといい「そんな地域の茶は貴重だし、喜ばれる。今後も産地同士で助け合いができればいい」と展望を語った。
大江町長は「人と人の縁はお金では買えない。引き続き、縁をつないでほしい」と笑顔で2人に話した。
下氏は古座川町出身。1969年に県に採用され、広報室長や海草振興局長、商工労働部長などを歴任し、退職後は新宮商工会議所専務理事を務めた。副知事には2009年に就任し、戦後最長となる16年間、仁坂吉伸前知事や岸本周平知事を支えた。
退任式には多くの職員や県議らが出席。岸本知事は「役人として逃げない、ひるまない、おごらないという姿勢は、私たちの模範。下さんを見習って県民に寄り添い、笑顔を増やす県庁をつくっていきたい」と述べ、県議会の鈴木太雄議長は「県民の信頼を得ながら走り続けてきた16年間、本当にご苦労さまでした」とねぎらった。
下氏は「一生懸命やったということだけは胸を張って言える」と、副知事の16年間と、県職員の38年間を振り返り、感謝の気持ちを述べて県庁を後にした。
後任には、4月1日付で宮﨑泉教育長が就任した。
■「白浜で成長できた」
地域おこし隊 退任2人、町長に報告
白浜町の日置川地域で地域おこし協力隊員として活動してきた釜下桃歌さん(25)と園山リラさん(39)が3月31日、任期満了で退任した。同日に町役場で退任式があり、大江康弘町長からねぎらいの言葉を受けた。4月以降、釜下さんは地域に残り、園山さんは宮崎県へ移って新たな一歩を踏み出す。
2人は2022年4月から町の地域おこし協力隊員。大阪府和泉市出身の釜下さんは、民泊や教育旅行を受け入れている南紀州交流公社(白浜町安居)のスタッフとして活動した。鹿児島市出身の園山さんは、市鹿野地区で茶の生産に携わった。
これまでの3年間について、釜下さんは「不自由に思ったことはほとんどなく、環境に恵まれた」と振り返った。今後は公社に残りつつ、個人で「お試し移住」を受け入れるための宿泊業を手がけたいという。
園山さんは「農業をすること自体が地域全体を考えることとイコールだと学べた。成長につながったと思う」と話した。5月以降は宮崎県五ケ瀬町で茶生産に関わる。市鹿野地区と似た中山間地域だといい「そんな地域の茶は貴重だし、喜ばれる。今後も産地同士で助け合いができればいい」と展望を語った。
大江町長は「人と人の縁はお金では買えない。引き続き、縁をつないでほしい」と笑顔で2人に話した。