世界遺産彩る四季の花撮影 熊野本宮館で写真展
和歌山県田辺市本宮町の世界遺産熊野本宮館が、熊野地方で見られる山野草などをテーマに撮影に取り組んでいる松本純一さん(72)=田辺市本宮町小々森=の写真展「世界遺産熊野の四季『草木花巡礼』」を開いている。8月30日まで。
松本さんは元市職員で、熊野本宮館の館長も務めた。現在は市文化財審議会委員で、熊野本宮語り部の会の副会長。退職を機に、世界遺産に登録された熊野を主な活動エリアとして、花の撮影を始めたという。
今回は10年ほどかけて撮りためた写真の中から、田辺市や新宮市、那智勝浦町、奈良県十津川村などで撮影した作品36点を展示。「キイハナネコノメ」(3月)や「ミヤマコナスビ」(7月)、「ヒメノボタン」(9月)、「バイカオウレン」(2月)といった花々の写真を季節順に展示している。サイズはA3と全紙。
松本さんは「仕事で熊野古道に関わる中で古道沿いに咲く花々に興味を持った。熊野ならではの貴重な花があり、そういう土地に住んで写真を撮れるのは幸せなこと。開花のタイミングを狙って、何度も通ったものもある。身近に豊かな自然があることを、多くの方に知っていただけたらうれしい」と話している。
時間は午前9時~午後5時。7月21日は臨時休館。問い合わせは熊野本宮館(0735・42・0751)へ。
松本さんは元市職員で、熊野本宮館の館長も務めた。現在は市文化財審議会委員で、熊野本宮語り部の会の副会長。退職を機に、世界遺産に登録された熊野を主な活動エリアとして、花の撮影を始めたという。
今回は10年ほどかけて撮りためた写真の中から、田辺市や新宮市、那智勝浦町、奈良県十津川村などで撮影した作品36点を展示。「キイハナネコノメ」(3月)や「ミヤマコナスビ」(7月)、「ヒメノボタン」(9月)、「バイカオウレン」(2月)といった花々の写真を季節順に展示している。サイズはA3と全紙。
松本さんは「仕事で熊野古道に関わる中で古道沿いに咲く花々に興味を持った。熊野ならではの貴重な花があり、そういう土地に住んで写真を撮れるのは幸せなこと。開花のタイミングを狙って、何度も通ったものもある。身近に豊かな自然があることを、多くの方に知っていただけたらうれしい」と話している。
時間は午前9時~午後5時。7月21日は臨時休館。問い合わせは熊野本宮館(0735・42・0751)へ。