果汁100%ジュースに 重畳山特産のポンカン、和歌山県串本
和歌山県串本町の重畳山(かさねやま)特産であるポンカンを使った果汁100%のジュースの搾汁作業が27日、同町伊串の加工場で始まった。同町姫や伊串の生産者でつくる「重ね山果樹生産加工組合」(中村省一組合長、15戸)の取り組みで、ジュースは町内のスーパーマーケットや道の駅などで販売する。
組合では傷があるなど見栄えの悪い果実を活用しようと、約20年前から毎年この時季に果汁を搾ってジュースを作っている。1日に800キロのポンカンを搾汁しており、2月いっぱいまで作業を続ける予定。大瓶(900グラム)には約30個、小瓶(180グラム)には6個ほどのポンカンを使っているという。
作業は3人体制で行っており、加工場に運び込まれたポンカンを水洗いして搾汁機に入れ、果汁の果肉をこして加熱殺菌し、大瓶や小瓶に詰めている。
中村組合長(73)によると、詳しい原因は分からないが着果状況が悪く、今年は収穫量が少ない見通しという。「それぞれの農家が創意工夫を凝らしておいしいポンカン作りに取り組んでいる。気候が温暖な串本で育ったポンカンは濃厚でまろやか。ぜひ飲んでみてほしい」と呼びかけている。
大瓶は1300円、小瓶は270円で販売する。
組合では傷があるなど見栄えの悪い果実を活用しようと、約20年前から毎年この時季に果汁を搾ってジュースを作っている。1日に800キロのポンカンを搾汁しており、2月いっぱいまで作業を続ける予定。大瓶(900グラム)には約30個、小瓶(180グラム)には6個ほどのポンカンを使っているという。
作業は3人体制で行っており、加工場に運び込まれたポンカンを水洗いして搾汁機に入れ、果汁の果肉をこして加熱殺菌し、大瓶や小瓶に詰めている。
中村組合長(73)によると、詳しい原因は分からないが着果状況が悪く、今年は収穫量が少ない見通しという。「それぞれの農家が創意工夫を凝らしておいしいポンカン作りに取り組んでいる。気候が温暖な串本で育ったポンカンは濃厚でまろやか。ぜひ飲んでみてほしい」と呼びかけている。
大瓶は1300円、小瓶は270円で販売する。