スギ花粉 飛び始める 予想は例年の2~3倍、和歌山県紀南地方
和歌山県紀南地方でもスギ花粉が飛び始めた。日本気象協会関西支社内の近畿花粉情報センターによると、県内では今年、花粉はスギ、ヒノキともに例年に比べると2~3倍の飛散量を予想しているという。
飛散の開始日は、1平方センチ当たり1個以上の花粉が2日続けて観測された最初の日とされている。
長年、田辺市の花粉の飛散状況を調べている坂口耳鼻咽喉科医院(田辺市あけぼの)の坂口幸作院長によると、今季、同院のベランダで、スギ花粉は16日に1平方センチ当たり2個、17日に5個を観測し、16日が飛び始めとなった。飛散開始は例年10日ごろだが、今年は遅い方だという。
花粉情報センターによると、今年の飛散量が多いと予想する主な要因は二つあり、一つは、特にスギは花粉の量が多い表年と少ない裏年を交互に繰り返す傾向で、奇数年が表年となっていること。もう一つは、昨年の夏の気温が高く、日照時間も長かったことから、花粉を作る雄花がよく育っていることがあるという。
坂口院長によると、毎年11月ごろに季節外れのスギ花粉の飛散があり、その季節外れの花粉の飛散が多いと、翌年の春の飛散も多くなる傾向にある。昨年は11月から12月中頃にかけてこれまでで最多の飛散量だったこともあり、今年の春の飛散量は多い可能性があるとしている。
例年、田辺周辺の花粉の飛散開始は、スギ花粉は梅の花が満開近くになったころ、ヒノキ花粉はソメイヨシノが咲くころで、期間はソメイヨシノが散るころまでが目安という。
晴天が続いたり、雨上がりに多く飛びやすく、花粉症対策として、坂口院長は、花粉が飛ぶ時期は飛ぶような所へ行くことは控えること、できるだけ家の中に花粉を持ち込まないように、屋外で布団や洗濯物を干すことなどを注意してほしいと呼びかける。
田辺市医師会は、坂口医院が調べている花粉の飛散情報をホームページで公表している。
飛散の開始日は、1平方センチ当たり1個以上の花粉が2日続けて観測された最初の日とされている。
長年、田辺市の花粉の飛散状況を調べている坂口耳鼻咽喉科医院(田辺市あけぼの)の坂口幸作院長によると、今季、同院のベランダで、スギ花粉は16日に1平方センチ当たり2個、17日に5個を観測し、16日が飛び始めとなった。飛散開始は例年10日ごろだが、今年は遅い方だという。
花粉情報センターによると、今年の飛散量が多いと予想する主な要因は二つあり、一つは、特にスギは花粉の量が多い表年と少ない裏年を交互に繰り返す傾向で、奇数年が表年となっていること。もう一つは、昨年の夏の気温が高く、日照時間も長かったことから、花粉を作る雄花がよく育っていることがあるという。
坂口院長によると、毎年11月ごろに季節外れのスギ花粉の飛散があり、その季節外れの花粉の飛散が多いと、翌年の春の飛散も多くなる傾向にある。昨年は11月から12月中頃にかけてこれまでで最多の飛散量だったこともあり、今年の春の飛散量は多い可能性があるとしている。
例年、田辺周辺の花粉の飛散開始は、スギ花粉は梅の花が満開近くになったころ、ヒノキ花粉はソメイヨシノが咲くころで、期間はソメイヨシノが散るころまでが目安という。
晴天が続いたり、雨上がりに多く飛びやすく、花粉症対策として、坂口院長は、花粉が飛ぶ時期は飛ぶような所へ行くことは控えること、できるだけ家の中に花粉を持ち込まないように、屋外で布団や洗濯物を干すことなどを注意してほしいと呼びかける。
田辺市医師会は、坂口医院が調べている花粉の飛散情報をホームページで公表している。