道の駅と連携 橋杭岩前のホテル4月開業へ
和歌山県串本町くじの川にある道の駅「くしもと橋杭岩」近くで建設工事が進んでいた、地域活性化を目的にした新しい形のホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本」が完成、4月14日に開業する予定だ。
世界でホテルを運営する「マリオット・インターナショナル」(米国)と住宅メーカー大手「積水ハウス」(大阪市)が進めている事業。ホテルは鉄筋7階建てで90部屋ある。敷地面積は約1900平方メートル、延べ床面積は約3700平方メートル。駐車場は普通車用23台と軽自動車用5台。
両社は、自治体などと連携し、全国の道の駅を拠点にした地方活性化事業を展開している。自動車やバイク、自転車、公共交通機関などで各地を巡る「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」を提案。レストランや土産物販売コーナーを設けない「宿泊特化型」のホテルを建設し、食事や土産物は、道の駅や地域の店舗の利用を促すことで、地方創生や地域活性化を後押ししていく。
「フェアフィールド・バイ・マリオット」ブランドのホテルは2018年11月から事業を開始。20年10月から全国各地で開業しており、25年までに25道府県で計約3千室を目指しているという。串本は県内では初開業で、6月9日にはすさみ町江住の道の駅「すさみ」近くに「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」(7階建て、90部屋)が開業を予定している。
串本町に開業するホテルは国道42号沿いにあり、窓からは国の名勝・天然記念物「橋杭岩」が見える。
串本町では、21年度中に町内からロケットが打ち上げられる予定で、高速道路の建設も着々と進むなど、今後の観光客の増加が見込まれている。
南紀串本観光協会の宇井晋介事務局長は「宿泊施設が増えることは、観光客の串本での滞在時間が増えることにつながるので、雇用を含めて地域経済にとってうれしいこと。串本を目的に来る新しい観光客が増えることが見込まれるので、観光協会としては、ホテルと連携し、カヌーなどさまざまな体験事業を用意していきたい」と話している。
世界でホテルを運営する「マリオット・インターナショナル」(米国)と住宅メーカー大手「積水ハウス」(大阪市)が進めている事業。ホテルは鉄筋7階建てで90部屋ある。敷地面積は約1900平方メートル、延べ床面積は約3700平方メートル。駐車場は普通車用23台と軽自動車用5台。
両社は、自治体などと連携し、全国の道の駅を拠点にした地方活性化事業を展開している。自動車やバイク、自転車、公共交通機関などで各地を巡る「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」を提案。レストランや土産物販売コーナーを設けない「宿泊特化型」のホテルを建設し、食事や土産物は、道の駅や地域の店舗の利用を促すことで、地方創生や地域活性化を後押ししていく。
「フェアフィールド・バイ・マリオット」ブランドのホテルは2018年11月から事業を開始。20年10月から全国各地で開業しており、25年までに25道府県で計約3千室を目指しているという。串本は県内では初開業で、6月9日にはすさみ町江住の道の駅「すさみ」近くに「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」(7階建て、90部屋)が開業を予定している。
串本町に開業するホテルは国道42号沿いにあり、窓からは国の名勝・天然記念物「橋杭岩」が見える。
串本町では、21年度中に町内からロケットが打ち上げられる予定で、高速道路の建設も着々と進むなど、今後の観光客の増加が見込まれている。
南紀串本観光協会の宇井晋介事務局長は「宿泊施設が増えることは、観光客の串本での滞在時間が増えることにつながるので、雇用を含めて地域経済にとってうれしいこと。串本を目的に来る新しい観光客が増えることが見込まれるので、観光協会としては、ホテルと連携し、カヌーなどさまざまな体験事業を用意していきたい」と話している。