清水氏が立候補表明 4月の和歌山県串本町長選
4月30日の任期満了に伴う和歌山県串本町長選(4月8日告示、13日投開票)に、町議会議員の清水健太郎氏(47)=串本町古田=が15日、立候補すると表明した。
同町串本の町文化センターで会見を開いた清水氏は「町民のための政治を実現したい。現在の町政は箱物行政、長期政権の弊害と問題を抱えている。いま一度、政治の原点に立ち戻る必要がある」と述べた。2021年の町議選に当選後から次期町長選への出馬を決意していたという。
清水氏は消滅可能性自治体のランキングで同町が東牟婁郡1位であることや、出生数の減少などに触れ「衰退の原因は長い間経済対策に力を入れず、町の政治が既得権益やしがらみ、なれ合いになっている」と指摘した。
公約には任期を3期程度に制限する首長の多選禁止条例の制定▽全議会の映像配信▽住民の要望の窓口となる「すぐやる課」の新設―を掲げた。
ほかにロケットやIT産業の創出、住宅耐震化を4年で800件行うなどの防災対策、子育てや教育、高齢者の住みやすいまちづくりに取り組むなどとした。
清水氏は防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊やIT会社の社員を経て17年1月から建設会社代表を務める。町議には17年4月に初当選し、現在2期目。
◇
町長選には5選を目指して現職の田嶋勝正氏(66)が立候補を表明している。
同町串本の町文化センターで会見を開いた清水氏は「町民のための政治を実現したい。現在の町政は箱物行政、長期政権の弊害と問題を抱えている。いま一度、政治の原点に立ち戻る必要がある」と述べた。2021年の町議選に当選後から次期町長選への出馬を決意していたという。
清水氏は消滅可能性自治体のランキングで同町が東牟婁郡1位であることや、出生数の減少などに触れ「衰退の原因は長い間経済対策に力を入れず、町の政治が既得権益やしがらみ、なれ合いになっている」と指摘した。
公約には任期を3期程度に制限する首長の多選禁止条例の制定▽全議会の映像配信▽住民の要望の窓口となる「すぐやる課」の新設―を掲げた。
ほかにロケットやIT産業の創出、住宅耐震化を4年で800件行うなどの防災対策、子育てや教育、高齢者の住みやすいまちづくりに取り組むなどとした。
清水氏は防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊やIT会社の社員を経て17年1月から建設会社代表を務める。町議には17年4月に初当選し、現在2期目。
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町長選には5選を目指して現職の田嶋勝正氏(66)が立候補を表明している。