和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月16日(土)

和歌山県内で新たに6人感染 橋本市内の飲食店名を公表 

 和歌山県は17日、新たに県内で6人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。また、同日までに橋本市の飲食店で来店客5人の感染が分かり、県は利用者は保健所に連絡するよう呼び掛けている。

 橋本保健所管内在住で、同保健所管内の障害福祉サービス事業所に勤務する50代指導員男性は、すでに感染が発表された40代介護事業所事務職員女性の知人で、6日に橋本市の飲食店「創菜こころ」で一緒に飲食した。また、同店ではすでに感染が発表された別の3人も同じ日に来店していることが分かった。

 県は調査中のためクラスター(感染者集団)とは断定していないが、感染拡大を防ぐ意味から店名を公表。3~15日に来店した人は速やかに最寄りの保健所に連絡してほしいという。

 このほか、橋本保健所管内在住の10代女子高校生、岩出保健所管内在住の20代看護師女性、60代無職男性、和歌山市在住の50代会社員男性、50代介護職女性の感染も分かった。

 介護職女性は和歌山市内の介護事業所に勤務していて、職場関係では職員15人と利用者48人を検査する。