和歌山県白浜町２９２７、名勝・三段壁近くにあるホテル「ＳＰＡイン白浜」の１階に異国情緒漂うレストラン「ＯＮＳＥＮ　ＤＩＮＩＮＧ　ＱＵＤＥＴＡ（温泉　ダイニング　クーデター）」（西川敦代店長）がオープンした。

　店内は洋式と和式の２室に分かれている。洋式の部屋はテーブル四つとカウンター席の計２４席。和式の部屋は座卓５台（２４席）。テーブルや座卓、椅子、回転扉などは特注品。椅子には、店のカラー「オレンジ色」と「若草色」を取り入れている。

　料理は「熊野牛温泉しゃぶしゃぶ」（１人前５千円。以下、全て税別）、「温泉クエ鍋」（１人前５千円）、「温泉豚しゃぶ」（１人前３千円）の３コース。熊野牛温泉しゃぶしゃぶは、前菜の紀州梅真鯛カルパッチョ、熊野牛、野菜、細麺うどん、デザートがセットになっている。

　いずれも、使用しているのは椿温泉の源泉。源泉のままだと強アルカリ性のため、ｐＨを調整して料理に使っている。鍋料理にこの温泉を使うと、あくの出が少ないという。「味がまろやか」と客からも好評だという。

　玄関に赤い「ＬＯＶＥ」オブジェがある。食事をしなくても写真撮影ＯＫ。その場でインスタグラムにアップすれば、５００円の食事クーポンをプレゼントしている。

　営業時間は午後５時半～９時。木曜定休。電話０７３９・４３・８８１８。