西日本最大級の産直市場 18日、和歌山県上富田町にオープン「よってって」
和歌山県上富田町南紀の台で建築が進められていた直売所「産直市場よってって」の新店舗が完成し、16日、竣工(しゅんこう)式が開かれた。岸本周平知事や紀南周辺自治体の首長、関係者ら約160人が出席して完成を祝った。18日午前9時にオープンする。
関西圏で産直店を運営する「プラス」と、関連会社「ノダヤ」(いずれも本社・田辺市)が整備した。名称は「紀州 木の街 フルーツが香る 南紀の台Yottette(よってって)広場」。農水産物直売所を核に「農・食・遊・設・防」がそろう西日本最大級の体験型直売所をコンセプトにしている。
施設は、以前にゴルフ練習場などがあった場所に建てられ、総敷地面積は6・6ヘクタール。紀南地方特産のかんきつ類や新鮮な野菜、魚などの加工品が並ぶ「産直市場よってって 南紀の台店」のほかに、コンサートや展示会など各種発表の場としても活用できる「イベントホール」を設けた。大規模災害時には、一時避難場所として地域住民の「安心拠点」にもなるという。
地元産の農・海産物を使用した、レストランやカフェもある。また、親子で楽しめる「フルーツ公園」を併設し、日本一の生産量を誇るミカンや梅などをモチーフにしたオブジェなどを設置。県オリジナル品種の「まりひめ」を主に栽培しているイチゴハウスでは、収穫体験ができる。地元だけでなく、観光客も含めた集客を目指す。
竣工式で、岸本周平知事は「産直市場よってっては、まさに地方創生を果たす役割を担う場所。県では農林水産業が一番の要となるので、官民連携で発展させていきたい」、奥田誠上富田町長は「上富田町に新しい観光スポットが誕生し、新たなにぎわいが創出される。紀南地方の活性化に期待している」と話した。
プラスの野田正史社長は「生産者や、預かった農産物と加工品を販売するスタッフ、地域のさまざまな方々と連携しながら、『また来たい』と思っていただけるような施設として運用していく」と述べた。
関西圏で産直店を運営する「プラス」と、関連会社「ノダヤ」(いずれも本社・田辺市)が整備した。名称は「紀州 木の街 フルーツが香る 南紀の台Yottette(よってって)広場」。農水産物直売所を核に「農・食・遊・設・防」がそろう西日本最大級の体験型直売所をコンセプトにしている。
施設は、以前にゴルフ練習場などがあった場所に建てられ、総敷地面積は6・6ヘクタール。紀南地方特産のかんきつ類や新鮮な野菜、魚などの加工品が並ぶ「産直市場よってって 南紀の台店」のほかに、コンサートや展示会など各種発表の場としても活用できる「イベントホール」を設けた。大規模災害時には、一時避難場所として地域住民の「安心拠点」にもなるという。
地元産の農・海産物を使用した、レストランやカフェもある。また、親子で楽しめる「フルーツ公園」を併設し、日本一の生産量を誇るミカンや梅などをモチーフにしたオブジェなどを設置。県オリジナル品種の「まりひめ」を主に栽培しているイチゴハウスでは、収穫体験ができる。地元だけでなく、観光客も含めた集客を目指す。
竣工式で、岸本周平知事は「産直市場よってっては、まさに地方創生を果たす役割を担う場所。県では農林水産業が一番の要となるので、官民連携で発展させていきたい」、奥田誠上富田町長は「上富田町に新しい観光スポットが誕生し、新たなにぎわいが創出される。紀南地方の活性化に期待している」と話した。
プラスの野田正史社長は「生産者や、預かった農産物と加工品を販売するスタッフ、地域のさまざまな方々と連携しながら、『また来たい』と思っていただけるような施設として運用していく」と述べた。