森の再生活動を紹介/22日まで いちいがしの会パネル展
田辺市東陽の市文化交流センター「たなべる」で、NPO「熊野の森ネットワークいちいがしの会」(家高靖久会長)の活動を紹介するパネル展が開かれている。22日まで。
いちいがしの会はドングリの苗木作りや植樹などを通して、熊野の森の再生に取り組むボランティア団体。
熊野の森はかつてタブノキやイチイガシなどの照葉樹が茂り、多様性に富んだ生態系があった。しかし、1950年代に始まった国の植林政策により、多くの照葉樹は伐採されスギやヒノキの人工林に変わった。その結果、温暖化や乾燥、河川の荒廃などさまざまな環境問題が起きているとされている。
同会は少しでも自然林を回復させて健全な森の姿を取り戻そうと活動している。1997年に結成され、2023年にNPO認証を受けた。会員数は約250人。
展示では、写真や図を用いて植樹の取り組みや自然の大切さについて伝えている。
同会は「活動に興味のある方はぜひ展示を見てほしい。会への入会や、照葉樹の植樹を希望する場所の提供も歓迎している」と呼びかけている。
■苗木作りや植樹
いちいがしの会は1~3月、例会として苗木作りや植樹をする。
26日は苗木作りがある。午前9時、みなべ町谷口の道の駅「みなべうめ振興館」に集合し、近くの広場で作業する。
2月16日は田辺市中辺路町水上で植樹をする。午前9時に県道龍神中辺路線水上パーキング(田辺市中辺路町水上91)に集合。
3月16日は、みなべ町高城地域で植樹をする。午前9時にうめ振興館に集合。
いずれも飲み物や軍手、長靴などが必要。2月と3月の作業の参加希望者は、保険加入のため事前に申し込む必要がある。
問い合わせは、同会事務局(090・6911・3216)へ。
いちいがしの会はドングリの苗木作りや植樹などを通して、熊野の森の再生に取り組むボランティア団体。
熊野の森はかつてタブノキやイチイガシなどの照葉樹が茂り、多様性に富んだ生態系があった。しかし、1950年代に始まった国の植林政策により、多くの照葉樹は伐採されスギやヒノキの人工林に変わった。その結果、温暖化や乾燥、河川の荒廃などさまざまな環境問題が起きているとされている。
同会は少しでも自然林を回復させて健全な森の姿を取り戻そうと活動している。1997年に結成され、2023年にNPO認証を受けた。会員数は約250人。
展示では、写真や図を用いて植樹の取り組みや自然の大切さについて伝えている。
同会は「活動に興味のある方はぜひ展示を見てほしい。会への入会や、照葉樹の植樹を希望する場所の提供も歓迎している」と呼びかけている。
■苗木作りや植樹
いちいがしの会は1~3月、例会として苗木作りや植樹をする。
26日は苗木作りがある。午前9時、みなべ町谷口の道の駅「みなべうめ振興館」に集合し、近くの広場で作業する。
2月16日は田辺市中辺路町水上で植樹をする。午前9時に県道龍神中辺路線水上パーキング(田辺市中辺路町水上91)に集合。
3月16日は、みなべ町高城地域で植樹をする。午前9時にうめ振興館に集合。
いずれも飲み物や軍手、長靴などが必要。2月と3月の作業の参加希望者は、保険加入のため事前に申し込む必要がある。
問い合わせは、同会事務局(090・6911・3216)へ。