和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月26日(木)

「新しい古座川町つくる」 大屋町長が町議会で所信表明、和歌山

所信表明をする大屋一成町長(和歌山県古座川町高池で)
所信表明をする大屋一成町長(和歌山県古座川町高池で)
 和歌山県古座川町議会6月定例会が18日開会した。2日の町長選で初当選した大屋一成町長が議会の冒頭で「新しい古座川町をつくるため全力を傾注する」と所信表明した。

 大屋町長は「まず前町長から引き継いだ本年度の予算執行、事業などを着実に進めることが重要。今取り組んでいる事業についてそのまま継続するもの、見直しながら進めるもの、新たに加えるもの、職員の皆さんの力を借りながら計画を進め、持続可能なまちづくりを目指していく」と述べた。

 また、福祉の充実▽災害に強い町▽農林業の振興▽子育て支援▽観光振興▽役場組織の見直し―の公約について説明した。

 町は本年度一般会計補正予算案など議案16件と報告案2件、同意案2件を提出した。

 この日、議会は任期満了に伴い、町教育委員に上浦一剛さん(65)=池野山=を再任することに同意した。