「キョッ」森林に響く声 キツツキ繁殖、和歌山の山中
新緑が進む和歌山県紀南地方の山中で、県内での生息数が少ないキツツキの仲間「アカゲラ」が繁殖のシーズンを迎えている。県のレッドデータブックで準絶滅危惧に分類されている。
アカゲラは全長24センチほど。背面に白と黒の模様があって下腹部は赤く、雄は後頭も赤い。広葉樹林を好み生活する。雑食で木の中の昆虫類やその幼虫を捕り、秋から冬には木の実もよく食べる。「キョッ」と一声ずつ区切って鳴く。
日本野鳥の会県支部会員によると、森林環境の良い指標となるが、開発や人工林化の影響で生息適地が減少しているという。
繁殖地では大きな枯れ木に穴を開け、出入りする姿が見られる。上空を飛び回ったり、周りの枝に止まったりしながら、独特な鳴き声を響かせている。
アカゲラは全長24センチほど。背面に白と黒の模様があって下腹部は赤く、雄は後頭も赤い。広葉樹林を好み生活する。雑食で木の中の昆虫類やその幼虫を捕り、秋から冬には木の実もよく食べる。「キョッ」と一声ずつ区切って鳴く。
日本野鳥の会県支部会員によると、森林環境の良い指標となるが、開発や人工林化の影響で生息適地が減少しているという。
繁殖地では大きな枯れ木に穴を開け、出入りする姿が見られる。上空を飛び回ったり、周りの枝に止まったりしながら、独特な鳴き声を響かせている。