和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月15日(金)

京都の神社に梅干し奉納 紀州梅の会

梅干しを奉納するため拝殿に向かう紀州梅の会梅干部会長の濱田洋さん(右)ら会の関係者ら=10日、京都市の下鴨神社で
梅干しを奉納するため拝殿に向かう紀州梅の会梅干部会長の濱田洋さん(右)ら会の関係者ら=10日、京都市の下鴨神社で
 梅産地の和歌山県田辺市やみなべ町などでつくる「紀州梅の会」(会長=真砂充敏田辺市長)は10日、京都市にある上賀茂神社と下鴨神社で、今季に収穫した梅の主力品種「南高」で作った梅干しを奉納し、梅業界の発展と人々の健康を祈願した。

 同会は6月6日を「梅の日」に定めた2006年から毎年、梅の日に収穫したての青梅を、梅干し加工が本格化した10月10日には漬け上がったばかりの梅干しを両神社に奉納している。

 この日は、同会梅干部会長の濱田洋さん(田辺市上芳養)を団長に関係者14人が両神社を訪れ、法被姿で「奉納 紀州南高梅」と書いたのぼりを持って参道を歩いた=写真。その際、参拝客計600人に梅干しを配って、紀州の梅をPRした。

 拝殿では梅干し1キロ入りのたるを2たるずつ奉納した。