タヒバリ紀南で越冬 田んぼ減り飛来激減
和歌山県紀南地方の農地で、冬鳥のタヒバリ(田雲雀)が越冬している。日本野鳥の会県支部会員によると、以前は紀南各地に飛来していたが、田んぼの減少とともに飛来数が激減しているという。
全長16センチほどでスズメより少し大きい。背中は褐色で、地面に紛れて見つけにくい。名前にヒバリと付くがセキレイの仲間で、尾羽を上下に振りながら歩く。ユーラシア大陸東部などで繁殖する。
みなべ町の田んぼでは、「チッ、チッ」と鳴き声を響かせながら、30羽ほどの群れが草の間を歩き回り、餌の虫などを探す姿が見られる。
県支部会員は「以前は田辺市秋津町などの田んぼでも見かけたが、数年前から飛来しなくなった」と話している。
全長16センチほどでスズメより少し大きい。背中は褐色で、地面に紛れて見つけにくい。名前にヒバリと付くがセキレイの仲間で、尾羽を上下に振りながら歩く。ユーラシア大陸東部などで繁殖する。
みなべ町の田んぼでは、「チッ、チッ」と鳴き声を響かせながら、30羽ほどの群れが草の間を歩き回り、餌の虫などを探す姿が見られる。
県支部会員は「以前は田辺市秋津町などの田んぼでも見かけたが、数年前から飛来しなくなった」と話している。