和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月16日(土)

獅子舞奉納に活気づく 田辺市の伊作田稲荷神社

本殿小宮前であった各区の獅子舞奉納(9日、和歌山県田辺市稲成町で)
本殿小宮前であった各区の獅子舞奉納(9日、和歌山県田辺市稲成町で)
 和歌山県田辺市稲成町の伊作田稲荷神社で9日、例大祭が営まれた。3年ぶりに御渡りや獅子舞奉納があり、境内は活気づいた。

 午前11時ごろから、宮司をはじめ神職、総代、町内会長ら関係者約35人による御渡りを営んだ。午後1時ごろからは、本殿小宮前で下村、谷、荒光の各区が順番に獅子舞を奉納し、集まった子どもや地域の人たちが拍手を送った。

 下村区祭典委員長の岡﨑一誠さん(41)は「何とか祭りを盛り上げたいという思いがあった。久しぶりに人が集まって祭りをすることができて良かった」、栗山展季宮司(44)も「コロナ禍の中ではあるが、地域の皆さんの協力によって、御渡りなど神事を進展させて執り行うことができ、感謝している」と話した。