和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月20日(金)

和歌山県は平均74万7千円 公務員に冬のボーナス

 公務員に10日、冬のボーナスが支給された。和歌山県の一般職員(平均年齢42歳3カ月)の平均支給額は74万7349円で、前年同期より6・18%減少した。

 一般職の平均支給割合は、新型コロナウイルスの影響で、民間事業者の平均支給割合が下がっているとし、県人事委員会は10月、2年連続となるボーナス引き下げを勧告。この通り改定され、前年同期より0・125カ月分減少し、2・075カ月分となった。

 知事は270万5022円、副知事は212万3777円、議長は216万9562円、副議長は184万9837円、議長と副議長を除く議員の平均は175万8487円だった。これら特別職は前年同期より4・55%減少した。

 冬のボーナスの総支給額は119億8594万8369円で、前年同期より8億1444万6352円減少した。

■田辺市は平均67万9千円

 田辺市職員(再任用含む)の平均支給額は67万9780円(平均年齢43歳4カ月)。人事院勧告に基づき、一般職や特別職の支給割合は前年同期より0・125カ月分引き下げられた。支給人数は870人(うち再任用28人)。

 特別職は市長202万4千円、副市長(2人)168万3600円、教育長151万8千円、議長123万500円、副議長109万2500円、議員(17人)98万9千円。

 総支給額は6億1745万3861円。