市政継続訴え田岡氏4選 新宮市長選挙
現職と新顔2人の三つどもえの戦いとなった和歌山県新宮市長選が24日開票された。現職の田岡実千年氏(60)=同市三輪崎3丁目=が、新顔で前市議の松畑玄氏(49)=同市野田=と上田勝之氏(56)=同市下本町2丁目=を破り、4選を果たした。当日の有権者数は2万3582(男1万730、女1万2852)人で、投票率は71・19%(前回68・62%)だった。
市長選は、旧新宮市と旧熊野川町が2005年に合併してから5回目。田岡氏は、次点の松畑氏に約千票差をつけて勝利した。旧市時代を含めて、戦後から数えて最多となる4選を果たした。
田岡氏は選挙活動で、ごみ問題の改革や小中学校の給食費無料化、防災無線の戸別受信機の配布を公約の柱に掲げ、3期12年で積み重ねた実績と経験をアピール。市内を回って市政の継続を訴え、支持を固めた。
新宮市下田2丁目の事務所に当選の連絡が入ったのは午後10時ごろ。スタッフがホワイトボードに確定結果を書き出すと、集まった支援者らは大きな拍手とともに「良かった」などと喜びの声を上げた。
花束を受け取った田岡氏は、事務所前で支援者らに感謝を述べて「これからも市政は市民のためにという初心を忘れず、新宮市のまちづくりに全力で取り組んでいく。まちづくりの主役である市民の誰もが安心して、元気に笑顔で暮らせるまちを、必ず実現していく」と決意を語った。その後、後援会のスタッフや支援者、家族とともに万歳を三唱した。
報道陣の取材に田岡氏は「厳しい戦いだったが、支援者の皆さん一人一人が頑張って、支援の輪を広げてくれたことが勝利につながったと思う」と勝因を分析。松畑氏や上田氏の得票数については「田岡市政への批判と受け止めている。反省すべきところはしっかりと反省していきたい」と述べた。
■市議補選は大石氏
同時に行われた市議会議員補欠選(欠員1)は、元市議の大石元則氏(67)=同市木ノ川=が新顔の中山忠吏氏(51)=新宮市神倉1丁目=と月輪匡克氏(54)=同市新宮=を破って当選した。投票率は71・18%。
市長選は、旧新宮市と旧熊野川町が2005年に合併してから5回目。田岡氏は、次点の松畑氏に約千票差をつけて勝利した。旧市時代を含めて、戦後から数えて最多となる4選を果たした。
田岡氏は選挙活動で、ごみ問題の改革や小中学校の給食費無料化、防災無線の戸別受信機の配布を公約の柱に掲げ、3期12年で積み重ねた実績と経験をアピール。市内を回って市政の継続を訴え、支持を固めた。
新宮市下田2丁目の事務所に当選の連絡が入ったのは午後10時ごろ。スタッフがホワイトボードに確定結果を書き出すと、集まった支援者らは大きな拍手とともに「良かった」などと喜びの声を上げた。
花束を受け取った田岡氏は、事務所前で支援者らに感謝を述べて「これからも市政は市民のためにという初心を忘れず、新宮市のまちづくりに全力で取り組んでいく。まちづくりの主役である市民の誰もが安心して、元気に笑顔で暮らせるまちを、必ず実現していく」と決意を語った。その後、後援会のスタッフや支援者、家族とともに万歳を三唱した。
報道陣の取材に田岡氏は「厳しい戦いだったが、支援者の皆さん一人一人が頑張って、支援の輪を広げてくれたことが勝利につながったと思う」と勝因を分析。松畑氏や上田氏の得票数については「田岡市政への批判と受け止めている。反省すべきところはしっかりと反省していきたい」と述べた。
■市議補選は大石氏
同時に行われた市議会議員補欠選(欠員1)は、元市議の大石元則氏(67)=同市木ノ川=が新顔の中山忠吏氏(51)=新宮市神倉1丁目=と月輪匡克氏(54)=同市新宮=を破って当選した。投票率は71・18%。