和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月16日(月)

和歌山県で新規感染20人 紀北では病床逼迫

 和歌山県は6日、県内で新たに20人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。入院者は過去最多を2日連続更新し164人。県は感染者が集中している紀北について「かなり病床が逼迫(ひっぱく)している」といい、早期に病床数を増やしていくとしている。

 20人以上になるのは、1月21日以来75日ぶりで、過去3番目の多さ。保健所管内別では和歌山市が15人、岩出が2人、橋本が1人、大阪市在住者が2人。

 大阪市在住の30代女性と男児の2人は3月中旬から、同居家族の実家(田辺保健所管内)に帰省している。帰省先の家族が県外に出張していたといい、検査している。

 このほか、和歌山市の60代や70代の女性ら、カラオケをしていたグループが複数あった。

 これまで分かっている感染者のうち、新たに9人が変異株によるものと判明。変異株の感染者は102人となった。