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本番間近、稽古に熱 4日上演の演劇「弁慶伝説」

本番に向けて稽古に励む演劇「弁慶伝説」の出演者(和歌山県田辺市東陽で)
本番に向けて稽古に励む演劇「弁慶伝説」の出演者(和歌山県田辺市東陽で)
 和歌山県田辺市東陽の闘雞神社で4日に上演される演劇「弁慶伝説」に向けて、出演者約20人が稽古に励んでいる。

 演劇は、田辺市街地を舞台に開かれる第33回「弁慶まつり」(実行委員会など主催)のメインイベントの一つ。武蔵坊弁慶の出生から源義経との出会い、壇の浦への出陣までを描く。

 稽古は8月中旬から始めた。闘雞神社でこのほどあった稽古では、弁慶が妻の玉虫と出会う場面や義経と戦い主従となるシーンなどを演じ、演出を担当する丸山雅之さん(43)=田辺市新庄町=が演技や体の動かし方を指導した。

 玉虫役の早島由夏さん(27)=同市下万呂=は「個性豊かな他のメンバーに負けないよう、見た人に印象づけられるように演じられたら」と意気込みを語った。丸山さんは「良い感じに仕上がってきているが、少し稽古不足に感じる点もある。本番までの練習でもっと詰めていきたい」と話した。

 演劇は4日午後6時半から、同市東陽の闘雞神社で上演される。

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