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折り鶴でナミビア国旗 ラグビーW杯キャンプ地の上富田町

練習の合間に折り鶴を作る、熊野高校ラグビー部の生徒(和歌山県上富田町朝来で)
練習の合間に折り鶴を作る、熊野高校ラグビー部の生徒(和歌山県上富田町朝来で)
 日本で来月開幕するラグビーワールドカップ(W杯)に出場する、ナミビア代表の公認キャンプ地・和歌山県上富田町で、地元の熊野高校が同代表に贈る千羽鶴を作っている。千羽鶴でナミビア国旗を表現する計画で、生徒たちは「町を挙げて歓迎したい」と各種団体などにも協力を呼び掛けている。


 ナミビア代表は開幕(9月20日)の1週間前には訪れる予定で、地元では歓迎や交流のイベントを計画している。

 熊野高では、ラグビー部と生徒会が「一生に一度の機会に何かできないか」と考え、ナミビア代表に日本文化に触れてもらおうと千羽鶴を作ることを発案。ラグビー部では3年生最後の大会でマネジャーが必勝祈願の千羽鶴を作ることから、ナミビア代表にW杯で勝ち進んでほしいとの思いを込めた。

 千羽鶴は赤、青、緑、黄、白色の折り紙(15センチの正方形)で町の人口約1万5千人に合わせた数の折り鶴を制作し、国旗の模様になるように仕上げる。ナミビア代表の青いユニホームにちなみ、青色の千羽鶴も作る。
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