統一QRの実験スタート スマホ決済、申請店舗は560件
QRコードの統一規格「JPQR」の普及を図るため、総務省は1日、和歌山県内で実証実験をスタートした。県によると、1日現在の店舗による導入の申し込みは約560件。ただ、手続きに時間がかかるため、開始時点でどれだけの店がサービスに対応できているか不明という。
QRコードは、スマートフォンで支払いする「スマホ決済」の代表的な方法だが、決済事業者ごとに規格が異なり、店側は複数のコードに対応した機器を用意しなければならないなど負担が大きかった。経済産業省や企業が参加するキャッシュレス推進協議会が統一仕様を確立した。
和歌山県はキャッシュレス導入率全国最低レベルで、統一QRがどれだけ普及するか注目されている。県商工振興課は「申し込みはいまも続いており、利用店も順次拡大していく」と話している。
QRコードは、スマートフォンで支払いする「スマホ決済」の代表的な方法だが、決済事業者ごとに規格が異なり、店側は複数のコードに対応した機器を用意しなければならないなど負担が大きかった。経済産業省や企業が参加するキャッシュレス推進協議会が統一仕様を確立した。
和歌山県はキャッシュレス導入率全国最低レベルで、統一QRがどれだけ普及するか注目されている。県商工振興課は「申し込みはいまも続いており、利用店も順次拡大していく」と話している。