「いい推（お）しの日」（１１月４日）にちなみ、和歌山県すさみ町江住にあるエビとカニの水族館は、飼育スタッフ４人が推薦したい「推し」の生物を紹介する特別展を始めた。エビやカニはいない企画だが、水族館は「この機会に、スタッフの熱い思いを知ってもらえれば」と話している。

　この日は、日付（１１０４）の語呂合わせにちなむ。特別展では、クワガタやヤモリの仲間「オウカンミカドヤモリ」など５種を展示。４人の思いがこもった説明文も一緒に展示している。

　スタッフの本多正樹さん（２１）は、自宅でも飼育中のタコクラゲを推薦した。フワフワと動く様子を見て酒を飲むことが至福の時間といい「この姿を見て癒やされてほしい」と話していた。

　特別展は３０日まで。