「子どもたちへの責任果たす」 高校再編で和歌山県教育長
県教育委員会の宮﨑泉教育長は県議会の一般質問で、県立高校再編整備に向けた実施プログラムを本年度中に策定するとした上で「立ち止まることなく将来の子どもたちへの責任を果たすべく、強い決意で進めていきたい」と述べた。
県教委の諮問機関「きのくに教育審議会」が8月、現状より中学卒業生が3割減ると予想される15年後の高校の在り方について答申。県内の全日制29校を将来的に3分の2の20校程度にするのが適正であるなどと指摘した。県教委はこれを受け、12月までに再編整備の計画案を作り、年度内に策定する予定にしている。
これを踏まえ、佐藤武治議員(自民、東牟婁郡)は16日、高校整備をどのように進めていくのかなどを聞いた。
宮﨑教育長は「今後、再編整備に向けた実施プログラムを作成、実行していく上で、痛みを伴うことから、厳しい意見を頂くこともあるかもしれない」とした一方「この機を高校教育の質の向上と改革の好機と捉えたい」とした。
一方、宮﨑教育長は17日、藤本真利子議員(改新、和歌山市)の質問にも答え、今後の再編整備案について「総論では賛成でも詳細についてはさまざまな意見が出てくることが予想される。どこの学校が残るのか、無くなるのかという議論にとどまらず、大局的な立場から県全体の議論を深めていかないとならない」とし、広く県民に理解を求めていく考えを示した。
県教委の諮問機関「きのくに教育審議会」が8月、現状より中学卒業生が3割減ると予想される15年後の高校の在り方について答申。県内の全日制29校を将来的に3分の2の20校程度にするのが適正であるなどと指摘した。県教委はこれを受け、12月までに再編整備の計画案を作り、年度内に策定する予定にしている。
これを踏まえ、佐藤武治議員(自民、東牟婁郡)は16日、高校整備をどのように進めていくのかなどを聞いた。
宮﨑教育長は「今後、再編整備に向けた実施プログラムを作成、実行していく上で、痛みを伴うことから、厳しい意見を頂くこともあるかもしれない」とした一方「この機を高校教育の質の向上と改革の好機と捉えたい」とした。
一方、宮﨑教育長は17日、藤本真利子議員(改新、和歌山市)の質問にも答え、今後の再編整備案について「総論では賛成でも詳細についてはさまざまな意見が出てくることが予想される。どこの学校が残るのか、無くなるのかという議論にとどまらず、大局的な立場から県全体の議論を深めていかないとならない」とし、広く県民に理解を求めていく考えを示した。