対策をポップで表示 白浜の飲食店が営業再開の動き
和歌山県白浜町の白浜温泉街で、新型コロナウイルスの影響で休業していた飲食店の営業再開に向けた動きが広がっている。10商店会の計217店舗が加盟する町商店街連合振興会では、感染症対策に取り組んでいることを知らせるポップ広告を作り、安心して来店してもらおうとしている。
振興会事務局の町商工会によると、緊急事態宣言の対象から外れて県の休業要請の多くが解除されたこともあり、休業していた店舗のうち約20店舗が営業を再開した。
ポップ広告はA3サイズ。イラストとともに「マスク着用を実施しています」「手指の消毒にご協力ください」などと書いている。
柳橋通り沿いにある地魚料理店「喜楽(きらく)」は、約1カ月間の休業を経て営業を再開。入り口に振興会のポップ広告を張り、店内では、なるべく密接の状態をつくらないようにするなど工夫しているという。
店主の福田義夫さん(72)は「再開は少し早いかなとも思ったが、いつまでも閉めていられない。当分の間は我慢しながらの営業になるだろうが、お客さんにポップ広告を見て安心してもらえれば、次(の来店)にもつながるはず」と話している。
振興会の会長で、すし店「福重」の橋本重之さん(43)は「各店舗がしっかり感染症対策に取り組んでいることをアピールできれば」とポップ広告を作った狙いを説明。「例年通りにはいかないかもしれないが、夏には今よりにぎやかになっていてほしい」と期待している。福重は4月13日から休業し、いまはテークアウト(持ち帰り)を手掛けているが、近く営業を再開する予定という。
振興会事務局の町商工会によると、緊急事態宣言の対象から外れて県の休業要請の多くが解除されたこともあり、休業していた店舗のうち約20店舗が営業を再開した。
ポップ広告はA3サイズ。イラストとともに「マスク着用を実施しています」「手指の消毒にご協力ください」などと書いている。
柳橋通り沿いにある地魚料理店「喜楽(きらく)」は、約1カ月間の休業を経て営業を再開。入り口に振興会のポップ広告を張り、店内では、なるべく密接の状態をつくらないようにするなど工夫しているという。
店主の福田義夫さん(72)は「再開は少し早いかなとも思ったが、いつまでも閉めていられない。当分の間は我慢しながらの営業になるだろうが、お客さんにポップ広告を見て安心してもらえれば、次(の来店)にもつながるはず」と話している。
振興会の会長で、すし店「福重」の橋本重之さん(43)は「各店舗がしっかり感染症対策に取り組んでいることをアピールできれば」とポップ広告を作った狙いを説明。「例年通りにはいかないかもしれないが、夏には今よりにぎやかになっていてほしい」と期待している。福重は4月13日から休業し、いまはテークアウト(持ち帰り)を手掛けているが、近く営業を再開する予定という。