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2024年12月16日(月)

新型コロナ対策に114億円 和歌山県が補正予算案

新型コロナウイルスに関する相談窓口
新型コロナウイルスに関する相談窓口
 和歌山県は、新型コロナウイルスの感染防止対策として113億9300万円を増額する一般会計補正予算案を22日開会の県議会臨時議会に提案する。患者増加に備えた増床費用や、医師らへの支援、中小企業への融資制度拡充などを盛り込んでいる。

 計上した主な内容は次の通り。100万円未満は四捨五入。

 患者を受け入れる病床を45床から約120床に増加、設備整備支援など=10億8600万円▽無症状の陽性患者ら約150人分が療養できる宿泊施設借り上げ=7億1700万円▽医療機関のマスク、消毒液購入=6億6200万円▽医師らに特別手当を支給する医療機関に支援、医師らが勤務病院の近くに宿泊する場合の費用支援=3億1900万円▽県環境衛生研究センターのPCR検査を円滑にする試薬類や機器購入=1億1400万円▽中小企業に対する融資制度の融資枠拡大など=72億9400万円▽感染症の影響による収入減少世帯への貸し付け原資増額=2億5900万円▽休校時のオンライン学習実施に必要なタブレット端末などを県立学校に導入=2億6200万円