和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月17日(火)

マントヒヒも参加 白浜、節分で豆まき行事

来園者が投げた豆に手を伸ばすマントヒヒ(1日、和歌山県白浜町で)
来園者が投げた豆に手を伸ばすマントヒヒ(1日、和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで1日、節分(2月3日)にちなみ、来園者がマントヒヒへ大豆を贈るイベントがあった。「福は内」の掛け声に合わせて豆が投げられると、マントヒヒが手を伸ばして受け取った。

 同園では、87匹のマントヒヒを飼育している。この日は、施設内の「サファリワールド」を見渡せるスカイテラスから、来園者が次々と豆を投げた。

 高さ約10メートルの木製遊具に群がったマントヒヒは、高く手を上げて豆を受け止めようとしたり、口を開けて取ろうとしたりと、個性豊かな表情を見せた。

 白浜町の森晴規君(6)は「マントヒヒが手を伸ばすのが面白かった」と話した。

 豆まきは2、3の両日も実施する。時間は午前10時半から15分間。無料。用意した豆がなくなった後は、有料で専用の餌をあげることができる。

 3日には、リンゴやニンジンを乾草などで巻いた特製の恵方巻きをカバにプレゼントするイベントもある。