和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年10月16日(水)

PTT Oil and Retail Business Public Company Limited(OR)のカーボンニュートラルと持続可能な開発に向けた先駆的な取り組み

タイ・バンコク - Media OutReach Newswire - 2024年10月16日 - PTT Oil and Retail Business Public Company Limited(以下、「OR」)は、2030年までにカーボンニュートラルを、2050年までに温室効果ガス排出量のネットゼロを目指す意欲的な目標を掲げ、タイの石油リテール販売業界における新たなサステナビリティーの大胆な基準を打ち立てています。ORでは、全事業の継続的な発展と向上に取り組み、品質と信頼性を重視しつつ、あらゆる次元においてよりクリーンで持続可能な社会を醸成することに重点を置いています。タイ国内、そして世界規模で、事業、環境、地域の発展に共に取り組み、世界の舞台で持続可能な発展の可能性を示すことを目指しています。

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明確で包括的なサステナビリティー戦略として「OR SDG」を掲げる当社のミッションは、次の3つの基礎的な柱を元に成り立っています。

S(Small):地域社会のための機会創出
D(Diversified):多様な成長のための機会創出
G(Green):持続可能な機会創出

サステナビリティーの実現

ORは、タイ国内外で足並みの揃った、企業責任の新たなベンチマークとなる一連の革新的な取り組みを通して、サステナビリティーに注力しています。

PTT Station

製品やサービスの品質の継続的な向上に注力し、最高の消費者体験を提供しています。エンジンを守る高性能燃料や、環境に対する影響を軽減する硫黄分10 ppm未満のユーロ5適合軽油など、高級燃料の開発で先んじており、PPT Stationの給油所ネットワークを全国、さらにフィリピン、カンボジア、ラオスに拡大する計画です。従来の車と電気自動車の両方に対応し、地理空間解析により最適な場所を選定して展開していきます。2023年に初店舗となるPTT Station Flagship Vibhavadhi 62をタイに開設し、人々、地域、環境のための持続可能な開発に対するORの取り組みを示しています。PTT Stationは2,200か所以上を展開し、利用者数は340万人以上にのぼり、モビリティー、ライフスタイル、ビジネスパートナーシップの基盤として共に成長することを目指しています。

Café Amazon:サステナビリティーの新たな基準

Café Amazonはコーヒーの提供にとどまらず、循環経済の原則を体現しています。Café Amazonから出るコーヒー豆の殻などの廃棄物は、機能的な家具などにアップサイクルされています。また、Café Amazonのバリューチェーン全体でOR Ecosystemを活用しています。他の国においても、バイオカップやR-PET、アップサイクルによって作られたスタッフの制服を使用するなど、同様の取り組みが行われています。サステナビリティーを事業運営に効果的に組み込めることを示す好例です。

EV Station PluZ:モビリティーの未来を推進

電気自動車(EV)への移行が進むタイでは、EVの普及を含め、クリーンエネルギーの推進が日々拡大しています。現在タイには800以上のEV充電スタンドが設置されており、近隣諸国のラオスでは6か所、カンボジアでは11か所に設置されています。ORはEV Station PluZの取り組みにより、この移行を推進しており、2030年までにタイの全77県に7,000のEV充電スタンドを設置することを目指しています。この取り組みは、二酸化炭素排出量を削減し、電気自動車の需要の高まりに対応してクリーンエネルギーのソリューションを全国で利用可能にするORの取り組みを示すものです。

SAF(持続可能な航空燃料)による燃料補給:クリーンな空の旅を推進

ORとタイ・ベトジェット航空の連携は、よりクリーンな空の旅に向けた大きな一歩となっています。使用済みの食用油で製造されるSAF(持続可能な航空燃料)の活用をいち早く推進し、航空業界において性能を犠牲にすることなくカーボンフットプリントを削減できるよう支援しています。この革新的な燃料は、従来燃料のJet A-1と混合することができ、航空機のエンジンに変更を加えることなく使用可能です。

この他にも、ORは様々な優れたプロジェクトを開始、継続的に実施しており、タイ市場での評価が高まっています。

Thaidetプロジェクト:地域社会の支援

Thaidetプロジェクトでは、地方の会社、中小企業の優れた地元製品を選定、宣伝し、PTT Stationで販売しています。この取り組みでは、地域の人々を支援し、そのストーリーや矜持を紹介しながら、全国の消費者に製品を届ける機会を拡大しています。Thaidetプロジェクトは村人、農家、地域の人々の雇用創出や生活に貢献する最前線の事業として長く展開しています。また、地域の製品を国際的な水準に引き上げることにもつながっています。このプロジェクトでは、過去5年間でタイ全国の376社の地元企業と325以上の支店の収入創出と成長に貢献してきました。このプロジェクトで2023年に創出された総収入額は1億200万バーツ以上にのぼります。

Thaidetプロジェクトは、地元企業の優れた地域製品の販促を通して、地域社会を応援するORの取り組みです。これらの製品に対し、タイ国内のPTT Stationでプラットフォームを提供しています。このプロジェクトは地元の職人技を高めるだけでなく、環境に優しい商品を推進し、持続可能な取り組みがすべての人に資するというORの考えを示しています。

Yak Lak Yimプロジェクト:地域主導型の廃棄物管理

Yak Lak Yimプロジェクトは、ごみを分別して指定のごみ箱に捨てるよう消費者の意識啓発を図り、責任あるごみ排出を促進する取り組みです。リサイクル可能な材料の販売によって得られた利益は、地域社会に再投資し、環境と人の双方に資する良好なフィードバックループを生み出しています。このプロジェクトは地域主導型のサステナビリティーに対するORの取り組みを反映するものです。

PTT Lubricants:「Save the World, Save Your Car」キャンペーン
ORはPTT Lubricantsと連携し、消費者に使用済みオイル容器のリサイクルを促す「Save the World, Save Your Car(世界を救い、愛車を救う)」キャンペーンを開始しました。集めた容器は木材・プラスチック複合材に変え、恵まれない学校の机や椅子の材料として活用します。リサイクルを推進しつつ、同時に教育やサステナビリティーを支援する取り組みです。

持続可能な未来に向けたビジョン

ORは事業、環境スチュワードシップ、地域の発展を継続的に推進しつつ、よりクリーンで持続可能なタイの未来を構築するというミッションを堅持しています。野心的な目標と革新的な取り組みにより、カーボンニュートラルに向けた歩みを先導するだけでなく、21世紀における企業責任のあり方を再定義しています。

PTT Oil and Retail Business Public Company Limited(OR)について

PTT Oil and Retail Business Public Company Limited(OR)はPTT Public Company Limited(BKK:PTT)の子会社で、タイにおいてエネルギーとリテール事業を融合させ、すべてのステークホルダーのインクルーシブな成長機会を実現しています。卓越性と革新性を追求するORは、エネルギーおよびリテール部門において製品とサービスを提供し、消費者と直接つながり、エネルギー市場でリーダーシップを発揮しています。さらに、PTT Station、Café Amazon、EV Station PluZ、PTT Lubricantsなど、タイにおけるビジネスモデルの成功事例を元に、常にグローバル市場で事業機会の拡大を目指しています。エネルギーマネジメントとリテールオペレーションを統合したこのようなモデルは、国際市場で成長していく青写真となります。



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