和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月22日(金)

熊野本宮で合気道演武 開祖・植芝盛平の生誕地、和歌山・田辺市

講習に先立ち、準備体操をする植芝充央・道場長(中央)と参加者=和歌山県田辺市本宮町で
講習に先立ち、準備体操をする植芝充央・道場長(中央)と参加者=和歌山県田辺市本宮町で
 和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社の旧社地「大斎原(おおゆのはら)」で20、21日、「合気道国際奉納演武」があった。

 同市出身で合気道の開祖・植芝盛平のひ孫に当たる合気道本部道場(東京)の植芝充央道場長による講習会もあった。充央氏は「神聖な場で稽古できることに感謝の気持ちを持って取り組みたい」とあいさつ。参加者とともに準備体操をした後、講習に臨んだ。

 盛平の顕彰事業として、本宮大社や熊野本宮合気塾、植芝盛平翁顕彰会が毎年開いている。今年は県の内外や外国から約100人が参加した。