和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年04月19日(金)

護摩壇山にうっすら初雪 例年より10日ほど遅く

雪が舞う国道371号(28日午前10時50分、和歌山県田辺市龍神村で)
雪が舞う国道371号(28日午前10時50分、和歌山県田辺市龍神村で)
 和歌山県田辺市龍神村の護摩壇山(1372メートル)で28日、今季初めて雪が降った。山頂付近にある森林公園総合案内所によると、昨年より1週間、例年より10日ほど遅い初雪だという。

 山頂付近は正午ごろ、吹雪と霧で視界が白くかすむほどになり、樹木や落ち葉、のり面のコンクリート、芝生などの上にもうっすらと積もっていた。

 道の駅「田辺市龍神ごまさんスカイタワー」の店員も「午前8時に店に来た時はすでに雪が降っていた。朝より昼近くにかけての方が吹雪が激しくなってきた」と話す。

 一方、同日朝の県内各地の気温は、ほとんどが例年よりも高めで、アメダス観測点のデータでは高野山(高野町)で3・1度、龍神(田辺市)で8・6度、栗栖川(同)9・7度だった。