和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月22日(金)

男女そろって準優勝! 近畿小学生バレー選手権で南部(和歌山県)

近畿小学生バレーボール選手権大会でいずれも準優勝した和歌山県の南部バレーボールスポーツ少年団の男子と女子
近畿小学生バレーボール選手権大会でいずれも準優勝した和歌山県の南部バレーボールスポーツ少年団の男子と女子
 第44回近畿小学生バレーボール選手権大会(近畿バレーボール連盟など主催)がこのほど奈良県であり、和歌山県みなべ町の南部バレーボールスポーツ少年団が男子と女子の部でいずれも準優勝した。この大会で、同じクラブの男女のチームがそろって2位以上となるのは初めて。

 大会には近畿の各府県代表が男子の部に12チーム、女子の部に24チーム、混合の部に12チーム出場し、いずれの部門も予選リーグの後、決勝トーナメントで戦った。

 南部男子は2戦全勝で決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントでは龍野(兵庫県)を2(21―13、21―16)0、片桐VBC(奈良県)を2(21―18、21―12)0で破り、勝ち上がった。決勝は優勝候補の山王(京都府)と対戦し、0(15―21、12―21)2で敗れた。

 一方、南部女子も2戦全勝で決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントではデルフィーノ(大阪府)を2(21―14、19―21、18―16)1、大宮VBC(京都府)を2(21―7、21―18)0で破り、決勝まで進んだ。決勝では強豪の西山田(大阪府)に0(16―21、17―21)2で敗れた。

 南部の石上貴一代表は男子について「山王は高さもパワーもあり、南部のコンビバレーが通じなかったが、選手はよく頑張った」、女子については「どのチームにも体格で圧倒されたが、エースの坂本を中心に粘り強くよく頑張った」と振り返った。

 南部男子は来年3月にある第21回全国スポーツ少年団交流大会への出場を目指し、1月に近畿代表決定大会に臨む。石上代表は「大会まで1カ月間、練習を積み重ね、雪辱を果たしたい」と意気込む。

 南部の男子と女子のメンバーは次の皆さん。

 【南部男子】濱口蒼大、竹中龍星、大井悠跳、木下涼太郎、米澤奏汰郎、岩﨑寛太、大井飛慧、藤山悠斗▽監督=生駒明広▽コーチ=濱口雅文

 【南部女子】坂本瑛菜、小谷玲奈、谷妃香音、長坂咲和、宮城空愛、中早未空、冨山凛、熊代早晏、藤山結月、中本いつみ、宮城萩香、後藤千夏▽監督=石上貴一▽コーチ=坂本哲治