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2024年11月25日(月)

【動画】6年生最後の公式戦盛り上げる 和歌山・田辺市で若鷲旗学童軟式野球が開幕、中高生が演奏や独唱で応援

開会式で入場行進する学童野球チームの児童(28日、和歌山県の田辺スポーツパーク野球場で)
開会式で入場行進する学童野球チームの児童(28日、和歌山県の田辺スポーツパーク野球場で)
 第49回若鷲旗争奪学童軟式野球大会(田辺西牟婁学童野球協議会主催、紀伊民報後援)が28日、開幕した。和歌山県田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク野球場であった開会式では、吹奏楽の演奏や国歌独唱など中高生らも協力し、6年生最後の公式戦を盛り上げた。


 開会式では、今回初めて高雄中学校(田辺市)吹奏楽部が参加し、各チームの入場行進に合わせて演奏したほか、ミニコンサートさながらに「銀河鉄道999」を披露した。全日本高校声楽コンクールで優良賞を受賞した田辺高校3年の松場隆之介君も国歌を独唱した。

 さらにヘリコプターが登場し、上空から始球式用のボールを投下して観客を沸かせた。

 参加13チームの選手を代表して、TANABEクラブ(田辺市)の野田脩斗主将が「成長したプレーを、最後まで諦めないプレーを見てください。全ての人に感謝の気持ちを込め、素晴らしい舞台で仲間と共に全力でプレーし最高の大会にすることを誓います」と宣誓した。田辺スポーツパークでの第1試合の始球式は、紀伊民報の小山雄希智社長が務めた。

 田辺西牟婁学童野球協議会の杉若庄平会長は「記憶に残る開会式になった。つながりの深さから地域の団体や個人からの協力を得られた。感謝したい」と話した。

 28日は田辺スポーツパークと神島台運動場(田辺市)で1回戦の5試合があった。29日に田辺スポーツパークで準々決勝、11月3日に文里多目的グラウンド(同)で準決勝と決勝がある。