和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年07月15日(月)

52年ぶり出場の田辺惜敗 秋季高校野球近畿大会、延長でサヨナラ

力強い応援を受ける田辺打線(22日、大阪市で)
力強い応援を受ける田辺打線(22日、大阪市で)
 秋季近畿地区高校野球大会の1回戦が22日、大阪市の大阪シティ信用金庫スタジアムであり、52年ぶりに出場した田辺(和歌山県2位)は京都国際(京都府2位)と対戦。緊迫の投手戦で、延長タイブレークの末、10回にサヨナラ打を打たれ、2―3で惜敗した。

【22日】
●第1試合(1回戦)
田辺
 100 000 010 0―2
 001 000 010 1×―3
京都国際

 〔田〕寺西―前田〔京〕中崎―奥井
(延長10回タイブレーク)

 田辺は1回、4番の山本陣の適時打で先制したが、3回に追い付かれた。終盤8回には主将・山本結が勝ち越し打を放ったが、その裏に再び同点とされ、そのまま延長戦に突入。10回裏、寺西は犠打を狙った打球をうまく処理して二塁走者をアウトにしたが、最後は1死満塁から右前に打たれ、サヨナラ負けを喫した。

 ナインが田辺側スタンド前に整列すると、応援団や生徒、OB、保護者らから、健闘をたたえる惜しみない拍手が湧き起こった。

 試合は両校ともエースが最後まで投げ切った。京都国際の中崎は135球を投げ、田辺から12三振を奪うなどしたが、田辺の寺西も133球を投げ、7奪三振。4回から7回は3人で抑える好投を見せた。

 田中格監督の話 子どもたちにとって、見たこともないステージで、最初は緊張があったが、それが溶けてから精いっぱいやれた。強豪校に立ち向かったことは夏に向けて自信になった。

 寺西邦右投手の話 最初は近畿大会の雰囲気から緊張したが、徐々に立ち直ることができた。延長までいけたが、最後に甘く入って打たれたので悔しい。ピンチを抑えられるよう、この冬しっかり追い込んで、コントロールを磨きつつ、球の質を高めていきたい。