和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月22日(日)

【動画】湾に大輪の「花」 4年ぶり、和歌山・那智勝浦町で花火大会

4年ぶりに開かれた那智勝浦町花火大会。左手前は南紀熊野ジオパークのジオサイトである「弁天島」(和歌山県那智勝浦町で)
4年ぶりに開かれた那智勝浦町花火大会。左手前は南紀熊野ジオパークのジオサイトである「弁天島」(和歌山県那智勝浦町で)
 和歌山県那智勝浦町で11日、第14回町花火大会が開かれた。コロナ禍のために4年ぶりの開催で、大輪の花火が那智湾を染め上げた。

 町内の各種団体でつくる実行委員会(会長=串俊男・区長連合会長)が「追善供養を目的とした町民の手づくりによる町民のための花火大会」として開催。これまでは那智湾に浮かべた台船から花火を打ち上げていたが、今回は那智漁港からに変更。約7800発を打ち上げた。

 南紀熊野ジオパークのジオサイトである「弁天島」近くでは、花火との〝共演〟を撮影しようと多くの写真愛好者が待ち構えた。花火は午後8時から約1時間にわたって打ち上げられ、地域住民や観光客らを魅了した。

 撮影に訪れていた町内の男性(56)は「これまでと比べると規模が小さくなった印象だが、久しぶりに地元の花火を見ることができて感慨深かった」と話していた。