和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月22日(日)

田辺の加田・中本組全国へ 和歌山県高校総体ソフトテニス

団体3位に入賞した田辺男子。個人5位でインターハイに出場する加田篤稀(前列右から2人目)・中本昊希(前列右端)組
団体3位に入賞した田辺男子。個人5位でインターハイに出場する加田篤稀(前列右から2人目)・中本昊希(前列右端)組
3位に入賞した田辺女子
3位に入賞した田辺女子
女子団体で3位入賞した神島(提供)
女子団体で3位入賞した神島(提供)
 和歌山県高校総体のソフトテニス競技がこのほど、日高川町のかわべテニス公園であった。男子個人で田辺3年の加田篤稀・中本昊希組が5位(ベスト8)に入り、全国高校総体(インターハイ)に出場する。団体では田辺の男女と神島女子が3位に入り、近畿大会の出場権を得た。


 男子個人で加田・中本組は初戦の2回戦から5回戦まで勝利を重ね、準々決勝で和歌山北の組に敗れた。今年はベスト8までがインターハイに出場できる。

 加田君と中本君は小学6年からペアを組んでいる。加田君は「今までやってきた練習を信じて、声を出して試合を楽しみたい」、中本君は「感謝の気持ちを込めて一戦一戦を全力で頑張る」と、全国大会への抱負を語った。

 男子個人ではこのほか、近畿大会に出場できるベスト16に田辺の石丸大喜(3年)・岩本嘉斗(2年)組、熊野3年の寺嶋奎吾・辻野聡一郎組が入った。

 男子団体で、田辺は3年連続で3位入賞。女子団体は田辺が初、神島が2年連続で3位入賞を決めた。

 近畿大会に向けて、田辺女子の橋本栞乃主将(3年)は「家族、先生方、部員の仲間に感謝の気持ちを忘れず、誇りを持って後悔のないよう戦いたい」、神島女子の大浦邑佳主将(3年)は「練習の成果を発揮できる最後の場。保護者や先生方への感謝の気持ちを込めて全力で頑張る」と、意気込みを話した。

 インターハイは7月21~29日に北海道苫小牧市で、近畿大会は7月14~16日に神戸市で開かれる。

 団体で3位に入ったメンバーは次の皆さん。

 田辺男子=加田篤稀、中本昊希、辻田悠力、山田晃士、石丸大喜、橋本朔(以上3年)、沼井祐樹(2年)、山本流碧(1年)

 田辺女子=多部ひなた、赤堀ゆら、川上莉奈、中野愛理、橋本栞乃、新田楓夏、後藤真央、土井和々帆(以上3年)

 神島女子=大浦邑佳、森本愛梨、山地涼葉(以上3年)、田中青葉、宮田怜奈(以上2年)、小川良美、中本麻結、田中沙唯名(以上1年)