和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月15日(金)

梅林で梅弁当いかが 個性派7店の商品、高校生が販売

梅林で販売するウメェ梅弁当をアピールする神島屋メンバー(和歌山県の神島高校で)
梅林で販売するウメェ梅弁当をアピールする神島屋メンバー(和歌山県の神島高校で)
 神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)の商品開発プロジェクト「神島屋」は19日午前10時半~午後1時、南部梅林(みなべ町晩稲)で、地元の飲食7店が梅を使って作った「ウメェ梅弁当」を販売する。梅の花が咲き誇る時期に合わせた企画。「梅の花を眺めながらウメェ弁当を味わってほしい」と来場を呼びかけている。


 「ウメェ梅弁当」を提供するのは、和食、中華、焼き肉、居酒屋などさまざまな分野の飲食店。梅干しとウナギの「禁断の組み合わせ」や梅ご飯の上に肉を敷き詰めた弁当、サンドイッチなど個性派がそろう。各店40食、計280食を販売する。価格は500~千円(税込み)。

 神島屋は梅の魅力を伝える活動をしており、「ウメェ梅弁当」は昨夏にも販売した。南部梅林では卒業を控えた3年生が販売を担当する。

 岡﨑晴香さんは「焼き肉弁当は肉肉しく、ボリュームも満点」、小阪彩音さんは「マグロカツと梅おろしの組み合わせが最高」と「推し」を紹介。植野さくらさんは「どれもおいしそうで目移りする。3年生そろっての活動は最後なので、多くの人に梅のおいしさを知ってもらいたい」とアピールしている。

 ウメェ梅弁当は紀州石神田辺梅林(田辺市上芳養)でも3月5日午前10時半~午後1時に販売する。

 弁当を提供する飲食店は次の通り。

 「はつやま鮮魚店」「太田うなぎ店」「松島園」「to―market(トゥーマーケット)」「旬彩居酒屋膳」「チャイニーズ酒場 福福」(以上田辺市)、「きょう屋」(みなべ町)