5万年ぶりZTF彗星接近 紀南でも観測
冬の夜空で、地球に接近している「ZTF彗星(ズィーティーエフすいせい)」が緑がかった淡い光を放ち、31日未明、和歌山県串本町でも撮影することができた。国立天文台によると、2月中頃まで観察できる可能性があるという。
同天文台によると、この彗星は2022年3月、アメリカの観測プロジェクトで発見。今年1月中旬に太陽に最も接近して地球へと近づいており、2月2日未明の最接近時には距離約4200万キロになり、約5等級の明るさになりそうだという。
軌道から考えると、5万年ぶりに太陽に接近したとされるが、接近の途中で惑星の引力の影響を受けて軌道が変わり、太陽系から離れて二度と戻ってこないと考えられているという。
31日は午前4時ごろから串本町サンゴ台の町役場近くで撮影。肉眼で見つけることはできなかったが、北極星の近くで淡く光る彗星やそこからうっすらと伸びた長い尾をカメラで捉えることができた。
国立天文台では、この彗星の情報をホームページ(https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2023/01-topics07.html)で紹介。「寒い時季だが、根気強く探していただけたら」と話している。
同天文台によると、この彗星は2022年3月、アメリカの観測プロジェクトで発見。今年1月中旬に太陽に最も接近して地球へと近づいており、2月2日未明の最接近時には距離約4200万キロになり、約5等級の明るさになりそうだという。
軌道から考えると、5万年ぶりに太陽に接近したとされるが、接近の途中で惑星の引力の影響を受けて軌道が変わり、太陽系から離れて二度と戻ってこないと考えられているという。
31日は午前4時ごろから串本町サンゴ台の町役場近くで撮影。肉眼で見つけることはできなかったが、北極星の近くで淡く光る彗星やそこからうっすらと伸びた長い尾をカメラで捉えることができた。
国立天文台では、この彗星の情報をホームページ(https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2023/01-topics07.html)で紹介。「寒い時季だが、根気強く探していただけたら」と話している。