【動画】人気の100%ジュースに ポンカン果汁搾り始まる
和歌山県串本町の重畳山(かさねやま)で栽培が盛んなポンカンの果汁を搾る作業が、同町伊串にある加工場で始まった。同町姫や伊串などの生産者でつくる「重ね山果樹生産加工組合」(中村省一組合長、15戸)の取り組みで、人気の果汁100%のジュースとして販売される。
生産加工組合では皮が青かったり、傷があったりして販売しにくい果実を有効利用しようと、毎年この時季に果汁を搾ってジュースを製造している。
今季の作業は26日に始まった。3人体制で取り組んでおり、農家から運び込まれて水洗いされたポンカンを搾汁機に入れ、搾った果汁の果肉などをこし、約84度で加熱殺菌した後、内容量900グラムの大瓶や180グラムの小瓶に詰めている。加工の過程で出た果肉はジャムに、皮も肥料に活用する。1日約800キロのポンカンを搾汁。作業は3月上旬まで続く見込みで、およそ10トンの果汁ができるという。
中村組合長(71)は「温暖で水はけの良い重畳山では各農家が丹精込めてポンカンを栽培している。今年は例年よりも酸味が強いように感じるが、おいしいジュースに仕上がっているので、ぜひ多くの方に飲んでいただきたい」と話している。
製品は「くしもとぽんかんジュース」という名前で町内の道の駅などで販売。価格は大瓶が1200円、小瓶が250円。問い合わせは中村組合長(090・1624・0683)へ。
生産加工組合では皮が青かったり、傷があったりして販売しにくい果実を有効利用しようと、毎年この時季に果汁を搾ってジュースを製造している。
今季の作業は26日に始まった。3人体制で取り組んでおり、農家から運び込まれて水洗いされたポンカンを搾汁機に入れ、搾った果汁の果肉などをこし、約84度で加熱殺菌した後、内容量900グラムの大瓶や180グラムの小瓶に詰めている。加工の過程で出た果肉はジャムに、皮も肥料に活用する。1日約800キロのポンカンを搾汁。作業は3月上旬まで続く見込みで、およそ10トンの果汁ができるという。
中村組合長(71)は「温暖で水はけの良い重畳山では各農家が丹精込めてポンカンを栽培している。今年は例年よりも酸味が強いように感じるが、おいしいジュースに仕上がっているので、ぜひ多くの方に飲んでいただきたい」と話している。
製品は「くしもとぽんかんジュース」という名前で町内の道の駅などで販売。価格は大瓶が1200円、小瓶が250円。問い合わせは中村組合長(090・1624・0683)へ。