和歌山県白浜町の白良浜をランタン８５０個とプログラミングバルーン５００個で彩るイベントが１日夜にあった。その様子を写真に収めようと会場には多くの見物客が訪れた。

　南紀白浜観光協会が初めて開催したイベント「南紀白浜ドリームランタン音と灯（あか）りのコラボレーション」。東京都など遠方からも参加者があった。

　参加者は、短冊に願い事を書いてＬＥＤ電球が入ったランタンに張り付けた。音楽が流れ、砂浜に並べられたプログラミングバルーンが青色や紫色に光る中、ランタンを夜空に上げた。

　橋本市から家族４人で参加した４０代男性は「とてもきれいだった。子どもたちも喜んでくれてよかった」と笑顔だった。

　ランタンは各自持ち帰ったり、主催関係者が回収したりした。

　観光協会の藤田正夫会長は「天候にも恵まれ、思った以上に人が訪れてくれた。初めての企画だったが、皆さんに喜んでいただけたと思う」と話した。