【詳報】全保健所管内で100人超 週の10万人当たり感染者、和歌山県
和歌山県は1日、県内で新たに480人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。過去3番目の多さ。直近1週間の人口10万人当たり感染者数は過去最多をさらに更新し340・9人。保健所管内別では和歌山市の534・5人など6管内で過去最多となり、全8管内で初めて100人を超えた。
新規感染者の保健所管内別の内訳は和歌山市245人、岩出88人(過去最多)、橋本37人、海南36人(同)、御坊と湯浅が各22人、田辺19人、新宮9人、県外在住が2人。
保健所管内別の直近1週間の人口10万人当たり感染者数で過去最多となったのは、和歌山市のほか、岩出331・6人、橋本323・1人、海南257・2人、御坊199・4人、新宮100・9人。湯浅は138・6人、田辺は132・5人。
新たなクラスターは2件。新宮市熊野川町の特別養護老人ホーム「熊野川園」で入所者4人と職員2人、和歌山市のサービス付き高齢者向け住宅「あい船所」で入居者8人と職員1人の感染がそれぞれ確認された。
入院者は432人。このうち肺炎が確認されたのは90人。20代や30代もいるが、中高年が多いという。酸素投与者を含めた県基準の重症者は前日より3人増えて31人(50~90代)。入院待機者は28人増えて2885人。
■喉の痛み、せきは検査を
県福祉保健部の野尻孝子技監は「今週の感染者は先週より増えてくる状況」との見方を示し「オミクロン株は、咽頭痛やせきがキーワード。そういう症状があれば、仕事を休んで検査をしてほしい。特に医療や福祉関係者にはお願いしたい。高齢者にどんどん広がれば、重症者や亡くなる方も出てしまう」と強く訴えた。
また、自宅で倒れるなどして救急搬送され、そのまま酸素投与に至るケースが増えているといい「重症化リスクがある人は入院につなげたいが、高齢で基礎疾患があり、介護が必要な人が急速に悪化した場合、現実的に受け入れが難しくなる。悪くなる前に、入院を勧められた場合は応じてほしい」と話した。一方、若年層でも、初期に高熱、喉の痛みで食事ができない、嘔吐(おうと)するなど、強い症状の人が多いといい、注意を呼び掛けた。
新規感染者の保健所管内別の内訳は和歌山市245人、岩出88人(過去最多)、橋本37人、海南36人(同)、御坊と湯浅が各22人、田辺19人、新宮9人、県外在住が2人。
保健所管内別の直近1週間の人口10万人当たり感染者数で過去最多となったのは、和歌山市のほか、岩出331・6人、橋本323・1人、海南257・2人、御坊199・4人、新宮100・9人。湯浅は138・6人、田辺は132・5人。
新たなクラスターは2件。新宮市熊野川町の特別養護老人ホーム「熊野川園」で入所者4人と職員2人、和歌山市のサービス付き高齢者向け住宅「あい船所」で入居者8人と職員1人の感染がそれぞれ確認された。
入院者は432人。このうち肺炎が確認されたのは90人。20代や30代もいるが、中高年が多いという。酸素投与者を含めた県基準の重症者は前日より3人増えて31人(50~90代)。入院待機者は28人増えて2885人。
■喉の痛み、せきは検査を
県福祉保健部の野尻孝子技監は「今週の感染者は先週より増えてくる状況」との見方を示し「オミクロン株は、咽頭痛やせきがキーワード。そういう症状があれば、仕事を休んで検査をしてほしい。特に医療や福祉関係者にはお願いしたい。高齢者にどんどん広がれば、重症者や亡くなる方も出てしまう」と強く訴えた。
また、自宅で倒れるなどして救急搬送され、そのまま酸素投与に至るケースが増えているといい「重症化リスクがある人は入院につなげたいが、高齢で基礎疾患があり、介護が必要な人が急速に悪化した場合、現実的に受け入れが難しくなる。悪くなる前に、入院を勧められた場合は応じてほしい」と話した。一方、若年層でも、初期に高熱、喉の痛みで食事ができない、嘔吐(おうと)するなど、強い症状の人が多いといい、注意を呼び掛けた。