和歌山県は、新型コロナウイルスの影響を受けた観光事業者の支援を目的に、１月１５日から県内旅行の費用の最大半額（１泊上限５千円）を補助する「リフレッシュプランＳ」を始める。新型コロナワクチン接種者や、陰性が証明できる県民が対象。利用可能期間は３月１０日（１１日チェックアウト）まで。

　県が販売する額面５千円の電子チケットを半額で購入し、旅行や宿泊費用に充てることができる。同様の事業は４回目だが、今回はワクチンの接種証明、またはＰＣＲ検査や抗原定性検査の陰性証明が必要となる。健康上の理由などで未接種だが、プランを利用したい場合、県の無料検査事業を活用できる。

　割引上限はこれまで１泊当たり１万円だったが、今回は５千円。日帰り旅行は対象外で、土産物店などで使用できたクーポンも付属しない。

　これまでの同様事業で、購入希望者が殺到したことを踏まえ、今回は抽選販売とする。申し込みは１月１０日まで。抽選は、前回の「リフレッシュプラン３ｒｄ」で購入できなかった人を優先する。当選発表は１４日の予定で、該当者には電子メールで通知する。当選者はチケットを１０枚まで購入できる。

　当選者は３万人としているが、残枚数が発生すれば、当選者を追加発表する。

　問い合わせは午前９時～午後６時に販売促進事務局（０１２０・２８０・１８０）へ。１月４日以降は０１２０・５００・９０５に変更する。