無症状者対象に無料検査 和歌山県がオミクロン対策
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の市中感染が大阪府などで確認されたことから、和歌山県は28日、感染に不安を感じる県内在住の無症状者を対象に、薬局などで無料のPCR検査や抗原定性検査を始めた。来年1月末まで。無料検査の提供場所は、県ホームページで公開している。29日現在、県内で15カ所だが、順次増やす見込みという。
無料検査の対象は、普段会わない感染拡大地域の在住者と長く接した、飲み会やイベントに行ったことなどから、感染の不安を感じる無症状者。ワクチン接種者か未接種者かを問わない。症状がある人は事業の対象外で、医療機関の受診が求められている。
こうした人を対象にした検査の無料化は本来「感染拡大傾向時」とされている。県内ではその状況にないが、政府が27日、オミクロン株の市中感染が確認された都府県に加え、隣接県についても、知事が希望すれば無料検査を認める方針を示したため、実施を決めた。
29日現在、紀南で登録されているのは、紀南病院前会営調剤薬局(田辺市新庄町)▽切目屋調剤薬局(同市新万)▽同薬局の下三栖岩谷支店(同市下三栖)▽同薬局の中屋敷支店(同市中屋敷町)▽同薬局の神島台支店(同市神島台)▽なごみ薬局(那智勝浦町朝日)の6カ所。紀南病院前会営調剤薬局ではPCR検査と抗原定性検査が受けられるが、あとの5カ所は抗原定性検査のみとなっている。
30日から1月3日までは、6カ所とも休業する。和歌山市などでは年末や年始も営業している薬局や衛生検査所がある。
細川一也危機管理監は記者会見で「県内の感染状況は今のところ落ち着いているが、和歌山県は大阪府の影響を強く受けるので、一般の無料化を始めることにした。皆に検査を要請しているわけではないが、機会を設けたので、必要があれば活用していただきたい」と話した。
一方、健康上の理由や12歳未満でワクチンを接種できなかったが、飲食やイベント、旅行などをする際に、陰性証明が必要な無症状者を対象にした無料検査は、23日から開始している。
県は電話相談窓口(073・441・2907)を設けている。午前9時~午後5時45分で、年末年始も対応する。ファクス(073・422・7652)でも受け付ける。
無料検査の対象は、普段会わない感染拡大地域の在住者と長く接した、飲み会やイベントに行ったことなどから、感染の不安を感じる無症状者。ワクチン接種者か未接種者かを問わない。症状がある人は事業の対象外で、医療機関の受診が求められている。
こうした人を対象にした検査の無料化は本来「感染拡大傾向時」とされている。県内ではその状況にないが、政府が27日、オミクロン株の市中感染が確認された都府県に加え、隣接県についても、知事が希望すれば無料検査を認める方針を示したため、実施を決めた。
29日現在、紀南で登録されているのは、紀南病院前会営調剤薬局(田辺市新庄町)▽切目屋調剤薬局(同市新万)▽同薬局の下三栖岩谷支店(同市下三栖)▽同薬局の中屋敷支店(同市中屋敷町)▽同薬局の神島台支店(同市神島台)▽なごみ薬局(那智勝浦町朝日)の6カ所。紀南病院前会営調剤薬局ではPCR検査と抗原定性検査が受けられるが、あとの5カ所は抗原定性検査のみとなっている。
30日から1月3日までは、6カ所とも休業する。和歌山市などでは年末や年始も営業している薬局や衛生検査所がある。
細川一也危機管理監は記者会見で「県内の感染状況は今のところ落ち着いているが、和歌山県は大阪府の影響を強く受けるので、一般の無料化を始めることにした。皆に検査を要請しているわけではないが、機会を設けたので、必要があれば活用していただきたい」と話した。
一方、健康上の理由や12歳未満でワクチンを接種できなかったが、飲食やイベント、旅行などをする際に、陰性証明が必要な無症状者を対象にした無料検査は、23日から開始している。
県は電話相談窓口(073・441・2907)を設けている。午前9時~午後5時45分で、年末年始も対応する。ファクス(073・422・7652)でも受け付ける。