和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年10月26日(火)

【動画】古座川流域に雲海 絶景スポット、遠く太平洋望む

太陽に照らされて色づく、古座川流域に現れた雲海(10日午前5時52分、和歌山県古座川町峯で)
太陽に照らされて色づく、古座川流域に現れた雲海(10日午前5時52分、和歌山県古座川町峯で)
 和歌山県の紀南地方が秋の雲海シーズンを迎えている。本州最南端に近い古座川町でもこの時季、条件が合えば、遠くに太平洋を望む山中から、清流・古座川流域に発生した雲海を見ることができる。

 雲海は一日の寒暖差が大きくて湿度が高く、風のない朝に発生しやすい。

 雲海を見ることができるのは、林道和深鶴川線の途中にある古座川町峯地区。林道は土砂崩れの恐れがあるため途中で通行止めになっていることから、この場所へは串本町和深などを経由して同町里川から林道に入り、約8キロ進むと到着する。標高は410メートルほどあり、東に向かって視界が大きく開けている。

 10日午前5時ごろに訪れた際には、時間の経過とともに徐々に雲海が広がっていき、太陽に照らされて色づく様子も見ることができた。

 この場所によく撮影に訪れるという古座川町明神の山本隆寿さん(68)は「雲海が多い時には山の頂しか見えないこともあり、朝が冷え込むこれからがシーズン本番。太平洋を望むことができるこの場所は古座川町が誇る絶景の一つで、本州最南端の雲海スポットとしてアピールできるのでは」と話していた。