和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年09月20日(月)

梅収穫前に児童がネット敷き みなべ町

収穫に向け梅畑にネットを敷く高城小学校の3年生(和歌山県みなべ町土井で)
収穫に向け梅畑にネットを敷く高城小学校の3年生(和歌山県みなべ町土井で)
 和歌山県みなべ町土井、高城小学校(夏見和敏校長)の3年生11人が25日、学習園にある梅畑で、梅を収穫するためのネットを敷いた。収穫は近く始まり、梅干しにするのを楽しみにしている。

 高城地域共育協議会(下村勤会長)の協力を得て、冬場の樹木の剪定(せんてい)から始まり、実の収穫、塩漬け、天日干しといった梅干しにするための一連の作業を体験している。技術が要る剪定は5、6年生、毎日必要な収穫は全学年が縦割りの6班に分かれて交代でするが、残りの作業は3年生がする。地域の基幹産業である梅について学ぼうと総合的な学習の時間で取り組んでいる。

 学習園は校舎裏手にあり、そのうち梅畑は2アールほどの広さ。人気品種の南高梅や交配樹の小粒南高と小梅の計11本を植えている。

 この日、児童は下村会長のほか、町内の老人会「城西長寿クラブ」や「福寿会」のメンバー3人に習って、畑一面にネットを敷き、端を重ねて竹串などを使って止めた。

 収穫は間もなく始まり、7月に容器に入れて塩漬け。8月に天日干しをする予定。

 西口統伍君(9)は「家でもいつも収穫を手伝っているが、今日のネット敷きは、みんなでやって楽しかった。梅は大好きなので梅干しにして食べるのは楽しみ」、下村会長は「地域の子どもが梅作りを体験してくれるのはありがたい。町の基幹産業であり、このような活動が他の学校にも広がってくれればと思う」と話している。