和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月20日(金)

農作物被害2億円超 和歌山県内、1日のひょうと強風

ひょうが当たり傷が入った梅の実
ひょうが当たり傷が入った梅の実
 和歌山県は24日、1日に降ったひょうや強風による農作物などの被害は、県全体で前回の7日時点の発表から4822万9千円増え、2億1241万円になったと発表した。

 梅の被害が大きく、ひょうで傷が付いたり、強風で落果したりした。被害面積は1343ヘクタール(前回比59ヘクタール増)、被害額は1億8967万7千円(同4199万1千円増)。内訳は、みなべ町1億6712万7千円、田辺市1217万4千円、印南町742万4千円。

 今回新たに御坊市のナシのひょうによる傷被害1・2ヘクタール、493万2千円を追加した。このほか、日高川町などのウスイエンドウ、美浜町などの園芸施設で被覆資材の破損などの被害があった。