まん丸だけどカニです 串本海中公園がヤマトカラッパ展示
和歌山県串本町有田にある串本海中公園センター水族館で、丸いドーム型の甲羅を持つカニの仲間「ヤマトカラッパ」が展示されている。
昨年の秋に串本沿岸で行われたイセエビ漁の網に入ったもので、季節のイベントや行事などをテーマに中身を入れ替えている「トピックス水槽」で飼育している。餌はエビを与えているという。展示期間は未定。
同種は西大西洋、インド洋などに広く分布し、日本では東京湾以南に生息している。普段は砂に潜り目だけを砂の上に出しているが、餌となる巻き貝やヤドカリが近づくと、砂から出て捕まえる。はさみの一方は缶切りのようになっており、これで巻き貝をくりぬいて中身を食べるという。トラフカラッパ、メガネカラッパなどカラッパの仲間のうちでは、体長約15センチと最大。甲羅には薄紫色と黄土色のまだら模様が入っている。
和名は、学名の「Calappa」に由来し、この語源はヤシの実を意味するマレー語だという。
水族館は無休で、営業時間は午前9時~午後4時半。入館料は大人1500円、小中学生700円、3歳以上200円。
問い合わせは水族館(0735・62・1122)へ。
昨年の秋に串本沿岸で行われたイセエビ漁の網に入ったもので、季節のイベントや行事などをテーマに中身を入れ替えている「トピックス水槽」で飼育している。餌はエビを与えているという。展示期間は未定。
同種は西大西洋、インド洋などに広く分布し、日本では東京湾以南に生息している。普段は砂に潜り目だけを砂の上に出しているが、餌となる巻き貝やヤドカリが近づくと、砂から出て捕まえる。はさみの一方は缶切りのようになっており、これで巻き貝をくりぬいて中身を食べるという。トラフカラッパ、メガネカラッパなどカラッパの仲間のうちでは、体長約15センチと最大。甲羅には薄紫色と黄土色のまだら模様が入っている。
和名は、学名の「Calappa」に由来し、この語源はヤシの実を意味するマレー語だという。
水族館は無休で、営業時間は午前9時~午後4時半。入館料は大人1500円、小中学生700円、3歳以上200円。
問い合わせは水族館(0735・62・1122)へ。