「北の海のアイドル」登場 エビとカニの水族館にフウセンウオ
和歌山県すさみ町のエビとカニの水族館は、丸い体と愛嬌(あいきょう)のある目が特徴で「北の海のアイドル」ともいわれるフウセンウオの展示を始めた。平井厚志館長は「まんまるでかわいい姿を見に来て」と来館を呼び掛けている。
フウセンウオは北海道沿岸からオホーツク海などの北の海に生息。成長しても体長6センチほどにしかならない。展示しているのは生後3、4年で体長3~4センチの若魚5匹。同館での展示は初めて。普段から北海道のエビやカニ類を搬入している販売業者と漁師の協力で、北海道沖で偶然採集された5匹を搬送、展示することができたという。
5匹は、水温が3度というホッコクアカエビ(通称甘エビ)の水槽の中で、隔離して展示している。泳ぐのはあまり得意ではなく、吸盤状の腹びれを使って岩などにくっついて生活している。
平井館長は「まだ、雌雄の判別はできないが、大きく育てて繁殖にも挑戦したい」と話している。
フウセンウオは北海道沿岸からオホーツク海などの北の海に生息。成長しても体長6センチほどにしかならない。展示しているのは生後3、4年で体長3~4センチの若魚5匹。同館での展示は初めて。普段から北海道のエビやカニ類を搬入している販売業者と漁師の協力で、北海道沖で偶然採集された5匹を搬送、展示することができたという。
5匹は、水温が3度というホッコクアカエビ(通称甘エビ)の水槽の中で、隔離して展示している。泳ぐのはあまり得意ではなく、吸盤状の腹びれを使って岩などにくっついて生活している。
平井館長は「まだ、雌雄の判別はできないが、大きく育てて繁殖にも挑戦したい」と話している。